いよいよ来週が最終回だそうですね。

「ザ・クイズ・ショウ」




このドラマの展開は、
私なりの感覚(感想ではなくて)では、

「ラヴェルの『ボレロ』みたい」です。




かの曲は、
最初はピアニッシモのスネアドラムだけ。

次に入ってくるのがピアニッシモのフルート。


次に木管楽器が徐々に加わり、
金管楽器、打楽器も少しずつ入っていき、
最後の最後のクライマックスで、
フォルテッシモの大絶叫。

で、あっけなく終わる。






展開がまさに「ボレロ」だなぁと思いながら観ています。



似ていると思ったのは、
初回の感想を「つまんねぇ」と言ったご主人をお持ちの友人ブログを読んで。



『そうそう、初回から(=ピアニッシモの楽譜で)
面白くなるドラマじゃないでしょうよ、きっと』
と、
ブログにコメントしたい気満々だったのですよ、私。



でも確固たる裏づけがあるわけでもなし、
単なるヒトリゴト。


それが中盤になり、
少しずつ展開にスピードが出て、
複線が絡み始めて、
面白くなってきた。


『ホラ、やっぱりそうでしょ。』


そんな思いで観ていました。




翔くん演じる神山悟氏が、
少しずつ記憶を取り戻すところが、
このドラマの面白いところですね。



そして、
半ば狂人のように見える本間くん。

彼は今までもしかしたら何らかの被害者なのかもしれないと思っていたら、
実は神山氏を利用しようと企む、
加害者なのかもしれない、と。



ボリュームもスピードもアップして、
いよいよジェットコースターのように、
最後は急展開?


ボレロのようにあっけない結末なのかしら?




それにしても、
少しずつ自分を取り戻して、
人格が戻ってくる神山悟さん、
ステキですね。


土曜日は友人と会う予定なのですが、
帰宅したら早速再生して観ちゃうだろなー。