暇に任せ、ほぼ毎日ようつべで嵐の動画を観ていた頃、
その中で異色な動画に出会った。

それはAMラジオでの番組を載せたものだった。


タイトルは確か「食わず嫌いのヒトのための嵐講座」だったかな・・・。


そういえば、
C,D,Gの嵐、まごまご嵐などのバラエティや、
歌番組でのライブ、
下克上コントなどはかなり観たけど、
実は時間軸でシングルはいつ何を発売してたのかとか、
アルバムの発売時期はどうだったのかとか、
音楽的なことはよく知らなかった。


全部で6編にも渡る動画(というより静止画か?)は、
「単なるアイドルポップじゃないよ、
音楽的にもすごいんだよ、カッコイイんだよ、嵐は」
ということを強く強く訴えていた。


その転機となったという曲が、
「A Day in Our Life」だそうだ。


「木更津キャッツアイ」の主題歌だそうで、
そのドラマすら観たことが無い。


全編ラップでメロディが掛け合いになっていて、
と説明があって、
ラップが櫻井くんが担当らしいと
ようやく知り始めた頃だったので、
とても興味を持ってその番組を聴いた。




それまでようつべでの動画を観ることが
日々の中心だったのが、
アルバムを聴いてみようと思うきっかけになった。


何枚も出ている中、
そこでお勧めだったのは「ARASHIC」だったけど、
まずはベスト版を聴こうと思い、
その「A Day in Our Life」の収録されている
「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004」をチョイス。


目的だったその曲は、
初めて聴いたときは正直、あまり良さが分からなかった。

カッコイイって・・・スッキリしない感じだけど?


私の先入観では、
スピード感のあるポップを想像していたから、
スローラップは想像とかけ離れていたのだ。

でも、3回くらい聴いたあたりから、
急激にその良さが理解できた。

カッコイイ!!


もともとHIPHOP Danceはちょっとやっているので、
そのリズムが心地よいことが分かってきた。

これはすごい、アイドルグループじゃないよ!

そのベスト版では他にもお気に入りが何曲もできた。


途中下車
RIGHT BACK TO YOU
Lucky Man
La tormenta 2004


「tormenta」の歌詞が嵐のメンバーひとりひとりを説明しているらしい、
と、気が付いたのは、
「この仕事していなきゃプー太郎」
「おっさんか?いやいやおおちゃんだ」のくだりから。

一気に歌詞に興味を持ち、
iPodにも歌詞を表示して持ち歩いたし、
子どもにも聞かせて見せて一緒に歌っちゃった。




このCDを聴いた印象としては、
「やっぱりアイドルポップっぽくはない。」


想像していた曲のイメージは、
シブガキ隊、光GENJI、V6、SMAPの初期の曲みたいなものだろうと思っていたけど、
聴いた印象は、
80年代のアメリカンロック調の曲や、
ブラックコンテンポラリーぽい曲、
普段聴いているJAZZやFUSION系の曲、
なんかを連想する曲で、
その曲調に驚いた。



曲がだんだんわかってきたら、
今度はその曲のPVを観たり、
ライブでのダンスを観たり。


そのCD1枚だけでほぼ1ヶ月間、
発展的観かたも含めて楽しむことができた。        まだ続く