もう

ずっとずっと昔

夏は今ほど苦手じゃなかった

いや

むしろ好きだった


肌に刺さるような陽射し

ジリジリと焦げるアスファルト

ナゼか

何かが起こる予感がしてた


なんの根拠もないのに

なんでもできる気がしてた

なんにでもなれる気がしてた


今思えば

なんて愚かな

なんて

こっ恥ずかしいガキだったんだろう

けれど

それがあんときの

オレの全てだった




親になって

子供の夢に

先回りして結論出して反対して

危険から守った気でいたけど

世間も常識も

親も先生も関係ない

自分は無敵だ!

そんな時期は

あったほうがいいのかもね




夏は

幼い頃の苦い記憶からか

少し憂鬱になる


けれど


嫌いじゃない




オレの娘たちは

どんな夏を重ねていくんだろね












みちょりんでした