今回、無事に出場した試合を終える事が出来た!今夜中だけどようやく、ひと段落したところ。
初渡米時の様に同じ湖にコアングラーとして出場するという目的は達成された。
試合結果はゼロで、順位も見ていないほど。
試合中や、釣りの内容に関しては追って後程別で書きます。時期が時期だし、結構面白いと思うよ。
今回、4年もブランクがあった訳だが、なるほどアメリカのトーナメントシーンはこれほど変わったのかと思う事があった。
ローカル戦に出場したのも旧友の顔を見たかった事や、前途の様に自分自身に変えたい、捨てたい、といった事があったのはもちろんだけどトーナメントそのものが変化しているはずで、それをしっかり見ておきたかった。
それは2つ予想していて。
釣り人軸での観点でひとつめ。高度な魚探GPSマッピング精度の向上で、出ている選手の釣り方や戦法レベルに変化があるかないか。
ふたつめは、トーナメント主催側軸での観点。マーケティングや思惑など。特にFLWは近年ウォルマートという超巨大冠スポンサーが外れたという事と、もう一方の競合トーナメント団体B.A.S.S.の盛上りの影響がどのようにあるのか等々。
で、
俺の中で今回感度がすんげー高くなったのがふたつめの方。
アメリカの景況感が背景にあるのは間違いないが、どうやらトーナメントが異常に盛り上がっていて、今回俺が出た試合でも、ローカル戦であるにもかかわらず「過去最多人数の出場者だ」と、試合前日のミーティング会場でアナウンスされた。プロ、アマ合わせて全部で460名程。リーマンショック前の状況もしくはそれ以上?に戻っている感じだった。
そして、そこにいる出場者の顔を見ると…驚くのはその平均年齢の高さ。その他変化があったのは微量の大学生参加者。
参加者のほとんどは圧倒的に白髪の髭面なのである。エリートなんかのトップカテゴリーの試合とは全然イメージが違う。
今回の試合を優勝した人も、背中の丸いおじいちゃん??と言っていいほどの方。30代、40代の働き盛りの人の顔は…ちょっとあまり見る事が出来ない。いても、本気でプロ活動している人とか…まあ少数派である。試合は木曜日に始まる…。
そんな日に休みを取れるのは…自由な時間とお金が使えるシニア層で、それを使う矛先が、日本とはずいぶん違う事を改めて感じさせられた。
日本で持て余す金と時間をどこで消費するだろうと考えたら当然昼はパチンコ夜は居酒屋。が主だろう。
アメリカにはそんなもの日常的なものとして存在していないし、酒を飲むにも日本の様な、異常に飲みを薦める文化もない。旅行に行こうにも遠すぎてシンドイ、結果最も手軽なのが「地元で出来る趣味」となる。自然の多いローカル地域では「釣り」や「狩り」が余暇を過ごす為に選ばれる確率が結構高い。間違いなく。
プロ参加者は「いままで地元でずっと釣りしてきたノウハウがあるし、こないだ仕事をリアタイアしたばかりだから。」
また「金が出来たから、あと、試合とかネットやTVでバスマスター見てイイ感じだから」という若い人も少しだけいた。
どうりでみんな車もボートも新しいものばかり…なのである。
(疑問を感じた方もいると思うがこういった人々が「プロ」として出場できるのもローカル戦ならでは。船を持ち、エントリーフィーさえ支払えればそれでもう「プロ」と表示される…。そんな人がめっちゃいたのが事実。そのおかげで試合は予想外のとんでもない事になった訳ですがのちほど。)
以前に比べて釣り人口が増えたかどうかはわからない。でも明らかに釣りに費やせる時間とお金が増加している。
釣り業界内自体の消費が拡大、トーナメントは過去最多の参加者数を記録、もう一つ言うとその影響で湖畔に新しいホテルやモーテル、新しい釣具屋までもが出店している。今後出来る予定のホテルまであった、そんなバスフィッシングの本場アメリカのトーナメント団体FLWがビジネスとして、今その収入源の確保に注力しているのはむしろ「ローカルフィシャーマンそのもの?」と感じた。
(以前は冠スポンサーウォルマートの「業界外(一般日常消費)」への強い影響力によって成り立っていた)
よくみたらFLWという名前も、その意味合いが変わっていた…
「Fshing League Worldwide」
まあ、とにかくトーナメント状況は変わっていた。
上で少し触れたがそんな中コアングラー(ノンボーター)として出場した今回、、、マジでとんでもない事になった。
それで俺は少し、次の行動に対して疑問が浮かんだ。
コッテコテの南部だからその影響が極端に出ていた事はあるだろうけど、今の俺は…これ以上コアングラーで試合に出る事に対し、ちょっと今回で戸惑いが出てきてしまった。なんだかそんなにすぐには腹の落としどころが見つからない。試合中ずっとそんな感じで思ってて。正直、ゴメン。全然試合面白くなかった。
なので、本来ならばもうすぐにでも行かなければならないフロリダ、行くのやめました。
これは、自分自身に向き合う方を最優先するという事のに全く変わりないもの。自分にとっては自然な判断だと思ってる。
俺はむしろ、現在の変化した状況で、新しい観点や気付き、学びなんかを自分の中に取り入れたい欲が強かった訳だけれど…どうやら自分が思っていた程そういったものは手に入らなかった。同時に、環境の変化や出ている選手に関しての変化を知るのは、もうこれ1試合で十分と思えるものだった。(実は前週に別の試合も見ている)
なので、もっともっと自分自身のセンスで釣りたい、自分の能力の壁にぶつかりたいっていう欲が今回で異常に高くなった。
フロリダっていったら11年ぶりでほとんど未知の世界。行けば何かしら学ぶことはあるだろうけれど、いつかしっかり時間も準備出来る時に行こうと思います。
次回はちゃんと釣りの内容を書きます。
今回は魚の写真すらないんだけど、フロリダ行かないって決めたおかげで、いい事もあった。
久しぶりに佐藤さんとイヨっさんに会えた。ふと、連絡してみてよかった。ちょうど、ダラスにいたから。
お二人とも、元気そうで(猛爆)

