娘のお気に入りがパネルシアターと知った私は、急いでネットでパネルシアターの作り方を調べました。

すると、既に出来上がっている「おはようクレヨン」が売っていたのです。
ハンドメイド専門の販売サイトで売られていました。

超嬉しかった。

はやる気持ちでカートに入れて、到着を待ちました。

実際にやってみると、ものすごい食い付きでした。
クラスで見る時は、ジッと我慢して座っていないといけないのに、家では自由に触れるし、近くで見ることもできます。

自分が先生になったように生き生きとしていました。
弟も便乗して一緒に楽しんでいました。

私も楽しかった。

パネルシアターが欲しくて欲しくて仕方ないと思っていた時に、見ず知らずの方が、「おはようクレヨン」を販売してくださっていた。という事実に、ものすごく感動し、感謝しました。

あまりに感動しすぎて、自分も同じことをしたいと思うようになりました。

パネルシアターは万人にとって必要なものではないし、使うのは一瞬。知らない人の方が多いと思いますし、パネル布を用意してまで家庭で演じたいという人は少ないかもしれません。

でも、何人か、すごく欲しい人がいる物だと思います。

それは、集団の中でパネルシアター的な出し物を見るのが難しいタイプのお子さんの親御さんかもしれません。

雨の日の室内遊びに困っている親御さんかもしれません。

もしくは、幼稚園、保育園、療育センターの先生が「今度の行事の出し物を探している。しかも作る時間がない」というようなパターンもあるかもしれません。

逆に、飛ぶように売れるものでないから、子育てに追われる自分でもできるかもしれないと思いました。

丁寧に、楽しみながら、自分のペースでいろんな作品をこれからもずっと作り続けて行きたいと思います。

私がパネルシアターを見つけた時に、ドキドキワクワクしたように、いつか同じ気持ちでパネルシアターを注文してくださるお母さんとの出会いを楽しみにしています。

お母さんと子どもと過ごす時間が、より温かいものになりますように願いを込めて…