俺たちのbeyond borderless
2025.10.11(土) 秋葉原 BECK
高畑和久とmonokoi
→SCHOOL←
20周年ということで8月に名古屋へ観に行った→SCHOOL←。
今回は→SCHOOL←の矢野晶裕さんが昔からお世話になっている高畑和久さんのmonokoiが新曲を配信されてライヴということで→SCHOOL←を呼んで下さり。
矢野さんのバースデイ記念(お誕生日は10月7日)もあり、この19年ずっと音楽を通して私の精神安定剤であり続けてくれている矢野さんのお誕生日をお祝いしたい気持ちも強く久々に東京へ遠征してきた。
→SCHOOL←はもちろん高畑さんのmonokoiも最高で、本当に遠征してよかったと感じたので久しぶりにブログに感想を残そうかと。
秋葉原でライヴを観るのは初めてで秋葉原に行くのも久々。
会場はロックバーということでどんな感じになるのかなぁ・・・と思いつつBECKへ。
BECKはいろんなセッションができるロックバーで、フロアへ入るとアコースティックギターやベースが飾られていたりどこか懐かしさも感じる素敵な空間だった。
ロックバーとあって着席スタイル。
→SCHOOL←から始まったライヴはまず矢野さんのMCからスタート。
ご自身もお話されていたようにいきなりMCから始まることも初めて。
→SCHOOL←の自己紹介というか名古屋出身で一時期東京にも住んでいたことがあり、今年20周年を迎えたことや高畑さんとの関係などをお話された。
→SCHOOL←ファンからしたらMC始まりも貴重。
こうして少しお話した後「ワンダーステップ」へ。
いつもなら嬉々として踊るところが今日は着席なので体を揺らし足でリズムをとる感じ。
個人的には2日前の夜中にこむら返りになり左足にまだ少し違和感があったのでちょうどよかった(笑)
着席で観る→SCHOOL←は貴重だったな。
「これは名古屋から東京へ出てきた時に作った曲です」と「東京ストレンジャー」へ。
やっぱり東京で聴くこの曲はいいよねぇ。
この曲が最初に音源化された時、今の家に移りいろいろあってこの曲が凄く支えになったことが浮かんだ。
キーボードの河津美奈子さんがお休みされて、今の4人で演奏する→SCHOOL←の曲もいいんだよなぁ。
4人になったからって曲を変にアレンジすることなく、オリジナルの良さをきちんと保ちつつ美奈子さんのフレーズをギターの鈴木幸治さんが素敵な音で弾いて下さるのも素晴らしい。
ベースの松原寛明さんは昔観ていたから素敵なのは知っていたけど、幸治さんのギターがまたいいんだよなぁ。
ドヤ顔や悦に入った表情をする「顔で弾くギタリスト」が苦手なので、素の表情でサラっと弾く幸治さんがめっちゃカッコいいなぁと。
この日のライヴはMCが多めで、矢野さんは高畑さんとの出逢いやいろんなエピソードをお話された。
高畑さんとの出逢いは矢野さんのバンドCHOKOが解散して→SCHOOL←始動前の頃、インタビューしてもらったことだったそう。
そこから20年、東京へ出てきた時もいろんな人を紹介してもらったりといろんな形で支えてもらってきていることを丁寧にお話された。
その中で「社長だったのにそれ辞めてバンド作って歌うっていうのが凄いなぁと思って」という言葉も飛び出し。
高畑さんは秋田県出身で放送業界から始まり広告制作といろんなことをされていて、とある会社の代表取締役でもあった(現在は相談役)
昔から音楽に携わってこられたけれど(矢野さんがお話された衝撃エピソードもあった)、確かに年齢を重ねてからここでバンドを作って歌われるって素晴らしいなぁと感じて。
矢野さんに興味を持ったということは高畑さんもやっぱり人間的に面白いというか、いい意味でクレイジーな部分もおありなのかなぁ・・・とも矢野さんのお話を聴きながら考えていた。
矢野さんがいろいろ落ち込んだ時も高畑さんが支えてくれたそうで。
矢野さん、→SCHOOL←があったからこの19年生きてこられた私からしたら、その矢野さんを支えて下さっている高畑さんにはもう感謝しかない。
矢野さんから高畑さんのいろんなお話が聴け、高畑さんのライヴへの期待も高まった。
→SCHOOL←にとっては一番新しい曲「リズム」から矢野さんの前バンドCHOKOの「Children」へ。
この曲は25年前にリリースされたCHOKOの「piece candy」に収録されているのですが。
この作品が10月7日に配信され、今のメンバー皆さんがCHOKOを共有できることもあり、最近のライヴは→SCHOOL←の曲に加えCHOKOの曲も披露されている。
CHOKOは2007年の年末に名古屋で1日限定復活で観ただけの私は、こうしてCHOKOの曲も聴けるのがとても嬉しい。
もちろんCHOKOではないんだけど、矢野さんの歌、今のメンバー皆さんの音で聴くCHOKOの曲、素晴らしいんだよなぁ。
「大袈裟かもしれないけど、ずっと世界に向けて曲を作ってきて、高畑さんも世界に向けて発信しているところは共通しているのかなと思って。この曲も世界に向けて作った曲です」と披露されたのは「ボーダーライン」
これはまさに世界に向けている曲。久々に聴けて涙が出た。
こういう曲の角谷正史さんのドラムもエモーショナルで最高なんだよな。
続いて「空色ディストラクション」
美奈子さんが弾いていた印象的なあのフレーズを幸治さんが繰り出してこられる。
何回聴いても無条件でテンションが上がる!
座って聴いても楽しくてグッとくるのは変わらず力いっぱい手を挙げる。
「次の曲だけは立ってもらえますか」と矢野さん。
高畑さんとmonokoiのお客さんも皆さん立って下さり「Star Fruits」へ。
みんな立ってくれて矢野さん、とても嬉しそうだったな。
足のこともあったのでいつもほどではなかったがここでは踊った~!
この曲もいつ聴いても燃えるし、嫌なこととかみんな忘れられるもんなぁ。
体中熱くなった!めっちゃ楽しかった!
高畑さんのお客さん(たぶんご夫妻)が凄くノッて下さっててとても嬉しかった。
帰りにCDも買って下さった模様(ありがとうございます!ってお前誰やねん笑)
やっている音楽は違えど、一緒にライヴをするとこういう風に広がるのが面白い。
高畑さんのお客さんがたくさんの中で、最後に改めて呼んでくれた高畑さんとあたたかく迎えてくれた高畑さんのお客さんも含めフロアへ感謝の言葉を伝えた矢野さん。
「皆さんとまた会えるように最後にこの曲を」とCHOKOの「MY LIFE」へ。
この曲でもウルウルしたなぁ。
あたたかくてそっと包み込んでくれるような曲。
矢野さんの優しさも溢れていて、昔から矢野さんは変わってないんだなぁ・・・と。
8月に名古屋で→SCHOOL←を観た後、CHOKO時代のある動画を観ていたら、その頃(25年程前)から矢野さんは「世界に向けて曲を作っている」とお話されていて。
あ、そっか、だからCHOKOの曲って今聴いても響くんだなと。
それは→SCHOOL←の曲も同じ。
世界という広いところへ向けるということは、物事を広く見つめて曲を発信していくことかなと。
世界に向けているけれど、漠然としたものではなくその世界のひとりひとりへ向かったメッセージになっているのもCHOKO、→SCHOOL←の曲の素晴らしいところ。
世界へ向けたという点ではCHOKOの「戦場に立つ意味」も大好きで。
今も世界ではずっと戦争が続いていて、この曲を今聴いても凄く響くものがあるので、いつかライヴで(できればフルコーラスで)演って下さらないかなぁと願っている。
昔から→SCHOOL←でもCHOKOの曲をセルフカヴァーされていたけど、今、このメンバーでCHOKOの曲を演るというのは凄く意味があると思うので楽しみにしています。
今日もメンバー皆さん凄くカッコよかったし、矢野さんの高畑さんへの想いの深さもよく伝わってきた最高のライヴでした。
続いて高畑和久とmonokoi。
高畑さんがヴォーカルで、ギター、ベース、ドラム、キーボードの5人。
アルバムもプロデュースされた箭内健一さんが集めたメンバー皆さんの豪華なこと。
バンマス高橋飛夢さんはじめ皆さんいろんなアーティストのサポートされている。
最近、対バンさんの予習はあえてせずライヴを観るのですが、1曲目始まってすぐあ~この音好きだ~と。
なんとなくTHE ROLLING STONESが浮かぶようなイントロ。
→SCHOOL←が好きということは鍵盤も大好きなんですがオルガンの音もたまらん!
(もしや元bonobosの佑司さんかな?と思ったのですがたぶんそう。なんとなくワンダフルボーイズとか浮かんだのは偶然ではなかったかな)
一言で言うと大人のロックという感じ。
曲も良ければ歌詞も良し(高畑さんが作詞)
また高畑さん、さすが元々エフエム秋田のアナウンサーだけあって声が素敵すぎる~!
おまけに凄腕ミュージシャン集団の演奏はもちろん素晴らしい!
バリバリの昭和生まれ、洋邦問わずいろんな音楽が好きな私はどストライク!
ワクワクしながら聴き入ってしまった。
「野球が勝った夜」の中に出てきた「人生をかけた慈しみ」という言葉にグッときた。
「今日一番暗い曲」と高畑さんがおっしゃっていた「アンダードック」も胸にきたなぁ。
これは本当にブルースだなぁ・・・と。
どの曲も素晴らしかったが、「アンダードック」と最後に披露された新曲「引き裂かれたオトコ」が特に気に入った。
矢野さんがライヴで暴露した衝撃エピソードに苦笑いしつつ、高畑さんも矢野さんとの出逢いからこれまでのお話を丁寧にして下さった。
2004年、高畑さんは名古屋にいいバンドがいると聞いて、当時拠点にされていた仙台から名古屋へ矢野さんに会いに行かれたそうだ。
もうこの時点でグッときたよね。
仙台から名古屋って結構距離あるじゃないですか。
ただ、この時CHOKOは解散し、矢野さんはひどく落ち込んでいたそうで。
でもソロプロジェクトとして→SCHOOL←を立ち上げると聞き、その頃高畑さんはオムニバスをよく作っておられたのでオムニバスアルバムに参加してもらったそう。
そのオムニバスアルバムが「EMOTIONAL BEAT」だったと後で高畑さんのFacebookを読んでビックリ!
それ、持ってます!私はリリース(2005年4月)されてからたぶん1年後ぐらいに買ったのですが。
2006年の1月に→SCHOOL←を初めて観て一聴惚れし、そこからしばらくCHOKOも含め矢野さんの音源を探しまくり買いまくりの生活をしていてこのアルバムも買った。
改めて歌詞カードを見たら高畑さんのお言葉もきちんと載っていました。
すいぶん歌詞カードを見ていなくて繋がらなかった(すみません)
先にFacebookを読んでいたら、高畑さんにこのことお話できたのになぁ・・・
ちなみにこのアルバム、大好きな「最果てストーリー」が収録されていて私にとっては凄く有難い作品です。
矢野さんとのお話はもちろん、高畑さんが作られた曲の背景を語って下さるのも嬉しかった。
ライヴを観終わった時、THE BANDやFREEとか60~70年代のロックを聴きたくなったな。
そういう空気感を凄く感じたし、最近バタバタしていてあまり音楽も聴けてなかったのでもっといろんな音楽を聴いてみたいなぁ・・・と思えた素敵なひとときでした。
アンコールはまずmonokoiのバンマス、シンガーソングライターでもある高橋飛夢さんがご自身の曲「東京駅」を披露。
私は「空気系」というわけわからん表現をよく使うんだけど(笑)飛夢さんの声は空気を含んだようなフワッとした優しい素敵な声。
曲もギターも本当に素晴らしく、あたたかさと切なさがある最高の歌でした。
聴けてとても嬉しかったです。
次は矢野さんが登場し、高畑さん、monokoiの皆さんとセッション。
高畑さんが矢野さんに「セッションしようか」と持ちかけ、矢野さんは日本の曲を4曲送り、その中から選ばれた曲。
イントロ、最初のリズム隊だけではわからなかったけど、飛夢さんのギターが入った途端わかった!
なんと安全地帯の「ワインレッドの心」
72年生まれの私はもちろんリアルタイム、安全地帯は小学5年から中学にかけてアルバムも聴いていたぐらい大好きだったのでめちゃくちゃ嬉しかった!
もちろん演奏は素晴らしく。
矢野さんが高畑さんに合うと選んだのはよ~くわかったなぁ。
高畑さん、凄くいい声されているから本当に合ってた。
そして「ワインレッドの心」を歌う矢野さんが観れたのは超貴重!
高畑さんとのデュエット、なかなか素敵でした。
矢野君、こういう曲を歌ってもええやん!ってドキドキしたわ。
矢野さん、途中ちょっと玉置さんの真似してたし(と思う笑)
最後は矢野さんのシャウト!これにもビックリ!
たまに短いシャウトはすることあっても、あれだけ長いシャウトを聴いたのは初めてかも。
かなり声伸びてて凄かった!
へぇ~矢野君、こんなこともするんだ・・・と驚き。
最後の曲の前に高畑さんは忌野清志郎さんがお好きだとお話され、私も清志郎さん大好きだから嬉しくて。
超初期のRCサクセションに三浦友和さんが在籍してらっしゃったことも知ってます。
この流れでRCの曲を演ると思いきや三浦さんの奥様の曲が来るとは。
矢野さんはZO-3ギターを持ってこられた。
高橋さんと矢野さんにギターソロを弾いて欲しいというのもあって高畑さんが選ばれた最後の曲。
山口百恵さんの「ロックンロール・ウィドウ」
わぁ~もうこのセッション、私得でしかな~い!
この曲、矢野さんが生まれた年にリリースされたんだけど私はリアルタイム。
百恵さんのシングル曲の中でも特に好きな1曲(作曲された宇崎竜童さんも大好き)
これ、凄くカッコいい曲なんだよなぁ。
高畑さんと矢野さんの歌はもちろん、矢野さん、高橋さんのギターソロも超カッコよかった!
矢野君、こういうロックンロールの曲に合うソロも弾くんだ・・・と驚くと同時にまた惚れました。
昔から矢野さんギターうまいなぁと思っていましたが、こういう曲のソロってなかなか聴く機会がないからね。しかもZO-3ギター。
そもそもあまりギターソロ弾かないし。
これも超貴重!観れてめちゃくちゃ嬉しかった!
こんな機会を作って下さった高畑さんに感謝です。
monokoiの皆さんの演奏もカッコよかったし、最後まで最高すぎるライヴでした。
終演後は→SCHOOL←の皆さんとお話したり、高畑さんのアルバムを買った時、高畑さんとも少しお話できて嬉しかったです。
→SCHOOL←の皆さんとお話する流れで東京の→SCHOOL←ファンの方ともお話できて。
この方がとても素敵でかわいらしくて。お話できて嬉しかった~!
最後の最後まで素敵すぎるひととき。
矢野さんのお誕生日もお祝いできたし、大阪から観に行って本当によかったと思えた最高の夜でした。
また→SCHOOL←はもちろん高畑さんとmonokoiも観たいです。
矢野さんはじめ→SCHOOL←の皆さん、高畑さんはじめmonokoiの皆さん、BECKの皆さんに心から感謝。
本当にありがとうございました!


