うちの両親から贈られた長男5歳の誕生日プレゼントの中に、こんなものが入っていたんです。
長男のことを想ってなのか
家の断捨離を進めている両親が良いチャンスと思ったのか
そのあたりは分かりませんが(笑)
昭和57年発行の知育本です
こんなの家にあったんだ~初めてみた
幼い頃に読んだ記憶は全くありません。
書き込みも全くないし綺麗なので、買ったけれど使わなかったのかも…
そんな40年前の1冊ですが、
冒頭の「家庭での上手な指導法」というプロローグが、たった2ページなんだけど、「考える力とはなにか?」というのがわかりやすくまとまっていて、参考になりました。
抜粋して要約すると…
「考える力」「思考力」というのはひとつの能力ではなく、いくつかの能力が上手くかみ合って生まれるもの。
基礎になるのが
・観察力
・記憶力
中心になるのが
・推理力
・理解力
・判断力
・構成力
上記の力を発揮するために必要なのが
・器用さ
・集中力・持続力
・創造性
これらの力がバランスよく働いてこそ考える力が伸びる、ということのようで。
問題の内容もこんな感じ
能力ごとに問題がまとまっていて、その問題がどんな能力を伸ばすためのものなのか、わかりやすい構成になっているんです。こういう対応知りたかったから嬉しい
考える力の樹が大きく育つイメージを持っていようと思います
そして何よりグサッときたのはこの部分。
考える力は、そのままほうっておいたら伸びません。
子どもの発達段階に則して、生活や遊びの中で、適切な刺激を与え、意図的に育てていくことが必要です。
うぅ、でしょうね、そうなのでしょうね。。。
伸び伸びさせることと、放っておくことは違うだろうし。
子どもをよく観察して環境を整えたり適切な刺激を与えるのがベストなのだろう、と薄々気づいてはいるのですが。
これがやっぱりなかなか難しいなぁと感じます
収録されている問題はチューターシステムやKIRARAに出てくるものと似たようなものが多い印象です
「幼児教育」の内容は、それほど変わっていないのかな?
長男がペラペラめくって「これやりたい」というのを一緒にやったり、「これもやてみる?」と誘ったりしながら、絵本のような感じでゆるく取り組んでいますが、違和感はありません。40年前のものとは、言われなければわからないと思います。
問題ごとに親向けの解説もついていて、そこも助かるポイントです。
すっかり休止してしまっているKIRARAの代わりの一員として活用しよう
実家には他にも数冊あるようなので、追々そちらもチェックしてみたいと思っています。