19:00
ベッドに入った長男がお話を始めました
みんなでトランプで遊んでいました
まぜまぜしゅっしゅ(←身振り付き)の「トランプきって」っていったら
ハサミでチョキチョキ切っちゃいました(←身振り付き)
なんだそりゃ(←ぎゃははは爆笑)
これはわらいばなしだねぇ
甚だ簡単ではありますが、創作「わらいばなし」でした
図書館から借りている、この本の影響かな?
長男が大好きな「おうさまシリーズ」の作者、寺村輝夫さんのむかし話の中の1冊です。
これがね、例えば
柏餅を買った男がおみせのばあさんに
「かわ(皮)をむいてたべるのさ」
と言われて、川のほうをむいて皮ごと食べた
みたいな短いお話が13話載っている本なんです。
同音異義語ゆえの解釈のずれ
掛け合いの中での誤解
とんちのきいた返し
そういった要素のある笑い話集といったらよいのでしょうか。
長男は気に入ったようで何度も読んだのですが、最初は1話読む毎に
「どういうこと?どういう意味?」
と聞いてきて…オチを説明する羽目になるという煩わしさ
だんだん面倒くさくなってきて
「…もう少し大人になったら味わえるよ…」
と煙に巻いたりしていました
我が家にあるこの本でも、同じようなことが起こります
こういう類の話はまだ難しいのかなぁと思っていましたが
この創作話を聞いて、案外わかってるのかなぁと思いました
だじゃれとか、同音異義語とか、言葉遊びって子供は好きですよね。
調子の良い文章は読んでいても楽しいし
こういった本でも大笑いしています。
言葉への感度が高いって素敵だなと思っていて。
そのきっかけになってくれるといいな。