「死ぬから画像を消してください」旭川14歳女子死亡“ウッペツ川飛び込み”イジメ事件の全貌《遺族が手記公開》
あまりに残酷な事件…コレをいじめと言うのか。。教頭の驚く教育者と思えぬ発言も含め、このような残虐な行いが若年層で起こっている事を、我々大人は目を逸さず知っておかなければならない…。
前回に引き続き③をお届けします
加害少年のスマホから上半身裸や下半身露出写真も
8/19文春オンラインの記事より↓
この“事件”をきっかけに警察もイジメの実情を認識した。事件から数日後、爽彩さんのスマホのデータからイジメの事実を掴んだ旭川中央署少年課が捜査を開始。
当初、加害少年らは自身のスマホを初期化するなど、イジメの証拠隠滅を図ったが、警察がそのデータを復元し、彼らが撮ったわいせつ動画や画像の存在が明らかになった。
そして、刑事らによってイジメに加わった中学生と小学生ら全員が聴取を受けた。
母親も警察から事件の概要を聞かされて初めて、爽彩さんが受けていたイジメの全容を知ることとなったという。前出・親族が続ける。
「母親は、警察から『爽彩さんで間違いないか』と加害者が撮った写真の確認をさせられたそうです。その写真というのが酷いものだった。
爽彩の上半身裸の写真や、下半身を露出させた写真や動画があったのです。上半身裸の写真には、爽彩の顔は写っていませんでしたが、服は爽彩のものでした」
C男は児童ポルノ法違反も、14歳未満で刑事責任を問えず
捜査の結果、わいせつ画像を送ることを強要した加害者であるC男は、児童ポルノに係る法令違反、児童ポルノ製造の法律違反に該当した。
だが、当時14歳未満で刑事責任を問えず、少年法に基づき「触法少年」という扱いになり厳重注意を受けた。
A子、B男、D子、E子らその他のイジメグループのメンバーは強要罪にあたるかどうかが調べられたが、証拠不十分で厳重注意処分となった。
現場となった公園はその後、小学生の立ち入りが禁止されたが、加害者側は誰一人処罰されることはなかった。
「しかし、彼らは反省すらしていなかったのです。捜査終了後、警察を通して、爽彩の画像や動画のデータは加害者のスマホからすべて削除させたのですが、翌日に加害者のひとりがパソコンのバックアップからデータを戻して加害者たちのチャットグループに再び拡散。
その後、警察がパソコンのデータを含め拡散した画像をすべて消去させても、データを保管したアプリからまた別の加害者が画像を流出させたりと、その後もわいせつ画像の流出が続きました」
中学校、教育委員会は「お答えできません」
結局、退院した爽彩さんと母親は、2019年9月に引っ越しをし、市内の別のX中学校へ転校することになった。しかし、爽彩さんはイジメの後遺症に苦しめられ、医者からはPTSDと診断された。
ほとんど新しい学校に通うことができず、自宅で引きこもる生活を余儀なくされた。
その後1年以上にわたりイジメによるPTSDで悩まされた爽彩さんは、今年2月13日に失踪すると、3月23日変わり果てた姿で、見つかったのだった。
爽彩さんと加害者が通っていた地元のY中学校にイジメについて事実確認を求めたが、中学校は「個人情報により、個別の案件にはお答えできません」と回答した。
同中学校を指導する立場にある旭川市教育委員会にも事実確認を行ったが、「個別の案件にはお答えできない」と答えるのみだった。
Y中学校に在籍していた教師を直撃
事件当時、このY中学校に在籍していたある教員は、イジメの事実を認め、取材班にこう語った。
「加害生徒には厳しく指導をしました。泣いて反省する子もいれば、ウソをついてほかの生徒に責任を擦り付けようとする子もいるなど、子供たちの反応はバラバラでした。爽彩さんがどうやったら学校に戻れるかについて、教職員間で話し合いを始めた矢先に、転校してしまった」
A子、B男、C男、D子、E子ら加害少年グループのメンバーは爽彩さんが亡くなったことについて、いま何を思うのか。
保護者同伴のインタビューの答えを読んだが…全員驚くほど罪の意識は無い。。
(文春オンライン記事)
こんなに残酷で事件性の高い行動をしたのに、加害者グループは誰1人として何の処罰もないまま…
"少年法だからって。。このままで大丈夫なのですか?"
この少年達に教育すべき内容は無いのか?
この事柄を残酷だとすら感じてもいない。この子達はこのまま何も教えずとも大人になり、社会に放たれる。。
オリンピック開催直前に世間を騒がせたあの人が過去のいじめ(性的被害)に対し、反省、後悔するどころか、まるで武勇伝のように語っていたのを思い出す。。
障害事件を起こしているに等しいのに、誰からも罪を問われず、少年法にやたら守られた若年層が大人になり社会に出たら…。
罪だときちんと教えらず理解もしていないのですよ…考えただけでも不安です。
昔の少年法で、このSNSがはびこる学生の世界やネット社会時代に対応していけるのか。。
一日も早く「責任を取ることもない、処罰もない…」そんな"若年層の行動への法整備を進めてもらいたい。。