ピクトグラムで盗撮防止 地下鉄の階段に
8/13の京都新聞の記事によると
視覚的に情報を示す「ピクトグラム」のステッカーで女性の盗撮被害防止を呼び掛ける取り組みを、京都女子大の学生と京都府警が始めた。
10日に被害が多い市営地下鉄北大路駅(京都市北区)に貼り付け、他の地下鉄駅にも今後広げていく。
ステッカーは京都女子大の学生がデザインした。階段で盗撮する犯人のイラストと「後ろに注意!」「盗撮に注意!」の標語を記した2種類がある。
北大路駅は多くの女子高校生や大学生が利用し、今年の盗撮被害の相談件数は6件と京都市内の駅で3番目の多さ。
エスカレーターが長く、盗撮犯に狙われやすいという。10日には警察官や防犯ボランティアら約20人が駅構内のエスカレーター3カ所にステッカーを貼り、被害防止のチラシを配った。
ステッカーのデザインを担当した京都女子大4年藤澤真由さん(22)は「私も盗撮被害に遭い、恐怖に感じたことがある。ステッカーを目にしたら周囲に怪しい人がいないか確認してほしい」と話した。
とても良い試みですね!
"盗撮しないで"は、もちろん当たり前に伝えたいことであるが
「ステッカーを見たら周囲に怪しい人がいないか確認してほしい!」
この呼びかけを増やしていくことが、盗撮犯早期発見への近道ともなる。
盗撮犯を捕まえる際に活躍するのが、この"周囲の目"
盗撮は、本人が気付かない内に行われているケースが圧倒的に多いため、周囲の視線が大切なのだ。
被害者は恐怖で声が出ない事もある。
犯罪を防ごうとする社会全体の目が、盗撮犯をしっかりと取り締まる。
そんな"周囲の目"が駅構内だけに留まらず、あらゆる犯罪が広がるこの世の中に広がっていくことを切に願う。