生まれてすぐにサーカスに入れられたライオンがいたそうです。

そのライオンは狭い檻に入れられ、ショーの時だけ外に出してもらうという日々を、ただそれだけをひたすらに繰り返してその一生をほとんど終えようとしていた。

 

 

 

ところが年老いて人で言えば70歳とかになるそうで、いよいよ引退となってしまい、自然保護区の草と土のある場所に初めて放たれたのです。

 

ライオンにとっては生まれて初めての土、芝生、自然の中から来る空気など、全てがこれまでのサーカス小屋とはまるで違った環境だった。

 

初めて見る自然にライオンの顔の様子はいつになくはなやかで土をいとおしいものを撫でるように、その両手のひらで繰り返し、繰り返し撫でるように土を引っ掻き、芝生の上では仰向けになって、見るからに嬉しいと言わんばかりにのびのびとしていた。 その永い檻生活の後、ライオンの残りの生が平和であるように願いたいです。

                       

 

 

初めての自家製手乗り文鳥

 

 

あまり飛び回って欲しくないと思いながら手に乗せています。

 

 

 

 

 

 

私はペット、特に犬が好きなので、自然と犬の話などが耳に入ります。以前、偶然に手に取った本からの短編ですがご紹介します。」日本語翻訳は私のつたない英語力からのものですのでご承知置き下さい。

 

ダゴンというスムーズヘアードフォックステリアはほとんど15年ほど生きていた。

彼の命の最後の6か月間は彼自身二階に上がって行くのが大変だった。その為、彼は二階に行くのに度々息をついで途中で休まなければならなかった。

 

 

ある七月の暑い夜、12時ちょっと過ぎた頃に、彼は二階に来た。

これまでになく、彼は生き生きとしていた。彼は私のベットの脇に来たので彼の頭をなでてやった。次に彼は主人のサイドへ行って、それから子供たちの部屋へ行った。

 

ダゴンのことが気になって、私はベットから起き上がった。。私が子供達の部屋を覗いてみるとダゴンが子供の顔に触れたりしているのが見えた。続いて彼は娘の部屋へ急いだ。それから大急ぎで階下へ行った。

 

私はしばらくの間、どうしたのかと不安な気でいた。とうとう最後に彼を見に行ってみようと思った。ダゴンは階段のふもとにいた。そこは彼がいつもいたところだ。彼の前足は交差して頭は横になって床についていた。彼は死んでいた。ダゴンはあの時、さよならを言いに来たのだった。

Adapted from a story by Mrs.M.H.Cummins

 
 

 

 

犬の記憶の仕方は人とは全く違うようです。第一に人と犬との場合、人はその顔、形を主に覚えます。だから15年程も月日が経つと、相手の顔形もかなり変わって相手が目の前にいても気が付かなかったりもします。

 

けれど犬の場合、その記憶の仕方はその非常に優れた嗅覚やその時の状況を基本にして記憶するようです。

 

実際の話ですけど、小学四年生の男の子が犬が好きで近所の老婦人の飼っていたボストンテリアを老婦人の代わりに散歩してあげたり、犬と遊んであげたりして可愛がってあげたりしていたのです。

 

その後、その男子児童の家庭は遠くへ引っ越すことになり、犬とのつながりはそれっきりになってしまったのですがその子が高校の三年生になった時にある用事でそのボストンテリアのいた家の近くまで来たことがあったのです。

 

それでついでにその家に寄って行こうと思い、玄関ベルを押すと出てきたのはあの老婦人と傍ではしゃぎまわるボストンテリアだったそうです。

 

老婦人は全くその男子生徒を判別出来なかったそうですけど、ボストンテリアの方は完全にその男子生徒を識別してかっての遊び友達の訪問を大変な喜びようで応じたとのこと。

 

老婦人の話によるとそのボストンテリアは見知らぬ人にはそのように喜びはしないとのことで、自分の目の前にいるのは見知らぬ人だし、それにしてもボストンテリアがあまりに喜ぶので変だなとは思ったそうです。

 

その犬と老婦人とはそれが最後で以後は会った事はないとのこと。

以下のリンクは犬の記憶のすばらしさの分かる話なのですが、ちょっと悲しい話です。興味があれば見て下さい

 

                   子犬の記憶  

下は孵化二週間から家で育てた私の手乗り文鳥です。

 
 

 

                                          

 

 

卵から手乗り文鳥を育てました。その卵がどうなったか動画にしてみました。

下の鳥は卵からふ化して巣立ちしたヒナたち。巣立ちしたとは言えまだまだあどけなさを残しています。さらに大きく成長した文鳥たちの様子は下の動画です。

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