8月12日に恒例のヘルシンキ・シティ・マラソンが開始されました。
今年で37回目で、世界35か国から3500人程のマラソンのアマチュアが駆け付け競い合いました。
ヘルシンキ市内の海辺や湖を背景にバルト海から吹き込む涼しさ溢れる空気を肌に受け、コースに点在する美しい眺めに囲まれ42㎞走りまくりました。
優勝者は、ケニアの選手で完走時間は、2時間27分。最終ゴールは70歳グループからの男性で6時間6分
女子の活躍ぶりは、3時間13分ノ時間でトップを受賞し、60歳のグループからのお年寄りが最終ゴール着で時間は、5時間6分でした。
完走競技者の年齢グループ分けの参加者数。
■男性
40歳以下200名。日本人3名。
40歳-44歳137名。日本人は2名。
45歳-49歳200名。日本人0名
50歳-54歳189名。日本人3名。
55歳-59歳137名。日本人4名
60歳-64歳82名。日本人3名。
65歳-69歳48名。日本人1名。
70歳以上30名。日本人0名。
■女性
35歳以下218名。日本人3名。
36歳-39歳65名。日本人0名。
40歳-44歳79名。日本人は7名。
45歳-49歳64名。日本人0名
50歳-54歳66名。日本人2名。
55歳-59歳39名。日本人4名
60歳以上27名。日本人3名。
日本人の参加者は、年配の方々が日本を代表して頂いている様子で驚きです。頑張れニッポン!!
その他、10歳から15歳までのキッズマラソン・イベントもあり、家族一同で運動精神を鍛えるイベントとして高く評価されています。
あなたも来年ヘルシンキ・マラソン2018へ挑戦してください。
ミネラルウォーターや、バナナのサービスが受けられる30㎞ポイントまで、あと一走り。後方の建物は、コンサートホール。その左に見える塔は、国立博物館。
30㎞ポイントには、少し太り気味の応援団も声を揃えて頑張っていました。
スタートから約3時間程で30㎞ポイントを通り過ぎたランナー達の姿。完走予測時間3時間30分でランクは40位程のファイト満々の走り方でした。
こんなに近くまで接近出来て、ランナーの表情を見つめながら応援できました。約4時間走り続けた30㎞ポイントでは、疲れ切った人達の表情もありましたが、それでも完走へ向かって頑張っていました。歩きながら進む選手も多く見かけるポイントです。
選手達へ手と手を触れ合い、頑張れと応援を差し伸べる小さな女の子と父親。選手はランニングに集中しており、気づかず通り過ぎてしまいますが、余裕のある選手は微笑みを浮かべながら、フィンランド語で"キートス"有難と言いながら頑張れの応援を受けていました。
年配のランナーは30㎞ポイントを過ぎて、あと10㎞のラストスパートです。まだまだエネルギーがありそう。後方の景色は、トーロ湖。
年代物の木構造のジェットコースターがあるリンナンマキ・アミューズメント・パークが小さく見えます。北欧の一昔前の雰囲気が楽しめる遊園地です。スップボードに浮かびながらの応援者も見かけました。
フィンランドの巨匠建築家アルバー・アールト設計のフィンランディ・ホール。走りながら景色や建築が観賞できるマラソンは、フィンランドの文化に触れる事の出来るイベントでもあります。
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フィンランディアホールの敷地を通り過ぎる選手達。
後方には、中央駅の手前にある中央郵便局が見えています。
自分の家族の走り姿をヴィデオに収め、自慢そうに友人に見せている光景。