ヘルシンキ・インテリアデザイン・フェア | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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フィンランドの最新インテリア、家具、インテリアアイテム、インテリアコーディネート情報、現地の日常など、様々な情報を現地特派員がお届けします。

ヨーロッパにいると、隣国への旅は東京・大阪を旅する感覚で簡単に旅する事ができ、海外の情報をフォロウする事が出来る魅力があります。

毎年、9月の初めに開催されるヘルシンキのインテリアデザインフェア・ハビタレ、そしてストックホルムの2月開催されるインテリア・デザインフェアには近さのおかげで毎年往復しております。
未来は、アメリカで開発されているチューブ圧風技術のおかげでヘルシンキ・ストックホルム間は、隣の家へ行く感覚で旅行できる様になるとのニュースを耳にしました。その速さは時速1000㎞!!

以前から北欧への旅は、パスポートが無くても簡単に旅する事が出来、最近では、EU加盟国の間では、どこでも簡単に入国でき、仕事もパスなしでもできる様になり、良い面と悪い面が交差し政治問題も発散しているニュースを頻繁に耳にする様になりましたが、簡単に行ける魅力は世界感を大きく広げています。

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フェア会場に入ると初めに目を引いたデコレーションは、多種のイベントが催しされるブースの上に巨大な風船照明。レクチャー会場の上に吊り下げられた、巨大UFOを連想させる照明のお蔭で、遠くからも目に入りやすく、簡単にイベント会場をスポットできるよう工夫されていました。

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インテリアのプロを集めた会場で開かれたオープングパーティは盛り上がっていました。

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子供連れの来賓のために、子供のための遊び場は、はだしの足に優しい色違いのカーペットが引かれています。
遊び道具の中で人気の物は、エーロ・アールニオ・デザインのポニー。
彼は、フィンランドを代表するコンテンポラリー・デザイナーでプラスティックに拘った作家として世界で名を知られています。
乗馬して遊べる子供玩具としてだけでなく、どこのスペースに置いても似合うデザイン性は高く評価されています。

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フェアのシンボルの巨大風船照明のような玩具はタイヤの様に回り、遊ぶ玩具として、海水浴でのフロートしても楽しめそうです。

それだけでなく面白いポイントは、中心にある軸は下方に押しとその段階により回り方が激しくなったり柔らかくなったりするバリエーションがありました。

そして止まるまで押すと、フロアーの表面が平らであればピタッとくっ付く仕掛けがあり、固定したクッションとしても使えます。