政治界で活躍する女性史政治家はヤング、年配と共に多く見かけます。
管理職にも多くの女性が活躍しています。
男でしかと思われている労働職にも多くの女性を見かけます。
軍隊、警察官、大型バスドライバー、そして教育施設でも女性の数が明らかに男性を上回っています。
女性は北欧の社会で目立っており、男性が平等を呼びかけたい程に感じる時もあるくらいですが、給料の差はまだ大きくある様子で女性の平等思想の戦いは終わりがない様子です。
横断歩道のピクトグラフには、ズボンを穿いた男性が描かれていますが、ある女性団体には、不公平に感じるらしく抗議を起こし、ズボンからスカートを穿いた女性に取り換えるなど、こだわり過ぎな程です。

コペンでの宿泊は、ヤングが集まるホステルで2夜過ごしました。このホステルでカルチャーショックに出会いました。トイレが男女共同なのです。トイレのドアには、女性の下着と男性のパンツが描かれており、男女共同を表しています。身体障碍者のためにスペース広めにとってあり、ここまでこだわる平等思想が広がっています。

部屋の番号案内のピクトグラフにも、同じ様に女性下着と男性下着が描かれており、部屋も男女共同なのです。パンツ一枚で部屋を歩く男性など気にもしない様子で部屋をシェアしている
のです。部屋には、トイレ、シャワーがあり、もちろん共同使用。
北欧での男女関係は、同性同士の様な付き合いで、オープンマインドで差別なく付き合う社会へ向かっている様子です。

部屋の光景。2段ベッド2つで合計4ベッド。大きな窓があり、カーテンはベッドの一部だけしかカバーできない長さであり、ただ寝るだけの場所として外から良く見える透明性のある部屋でした。話し相手の好きな旅人にとって理想的なホステルで、同部屋の人と話しが弾む雰囲気でした。

ホステルのフロントから見たカフェとレストラン。

寝そべる姿勢にデザインされたソファには、何かだらしない姿勢で横たわりながら携帯へ指を動かしているヤングで一杯でした。


このホステルにはゲストでない客も多く出入りしており、ディスコ、ビリヤード、インターネット、ペタンタキュなどがそろっており、ヤングから年配、家族連れの人達で朝から晩まで賑やかなホステルでした。