フレスコ絵画の工房 | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

フィンランドの最新インテリア、家具、インテリアアイテム、インテリアコーディネート情報、現地の日常など、様々な情報を現地特派員がお届けします。

サンタのような長い帽子を被った教会の屋根のある街に住む友人のアーティストの工房を訪れました。
彼は、イタリア・ミラノ出身で、イタリア特有のStrappo Frescoのアートをフィンランドで創作しています。この技法から生まれるアートは古い教会の壁に描かれた古いフレスコ絵画のように、色がまだらに描かれる特徴がありインテリアに似合うアート・デコにもなります。
インテリアの絵画の技法として10mの長さの壁画の様なアートは素晴らしい効果があると思います。
インテリアに合わせたフレイムや吊り方もインテリアに合わせて工夫すれば完成です。
イタリアレストランに完璧なインテリアデコレーションです。

この技法を簡単に説させて頂きます。

フレスコ絵画の工房

アーティストのアトリエの側にある教会の屋根に色を付けて、クリスマス・カードにしました。

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

彼のスタジオに1歩入ると、ストラッポ・フレスコの技法で描かれたカンバスが壁に掛けられており、初めの印象は、どの様な技法で壁画を連想させる色の落とし方に魅力を感じました。

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

気持ち良く、その技法を教えてくれました。壁画の様に、絵は石灰と細かめな砂を水で混ぜて作った生地を希望するサイズのフレイムに入れ、へらで表面を平らに延ばします。この上に、粉のピグメントを水で溶かし、筆で壁の表面にアートを描きます。表面は、乾いてくると水をスプレイして湿度を保ちながら絵を描き続ける。

フレスコ絵画の工房

フレスコ絵画の工房

絵が描き上がりと、次は薄い布を絵の上に載せ、絵を布に染み込ませる様に軽く全体に幅広い筆でなぞると、絵が布に付き始めます。

フレスコ絵画の工房

布へ移り変わったアートは、鏡絵になり、これを再度キャンバスに移し完成いたします。

フレスコ絵画の工房

ストラッポ・フレスコ・アーティストのバルトロメオ・プレンシペさん。




【インテリア コーディネート 海外ブログ フィンランド ヘルシンキ フレスコ】


☆☆☆すまレピがセレクトしたインテリアアイテム☆☆☆

新ブランド『ccolle(ココレ)』誕生!!
女性のインテリアデザイナー集団がプロデュース!
輝く女性を応援し、毎日をもっと素敵にする商品を企画販売いたします♪

デザインクラブ Design Club ccolle(ココレ)オンラインショップ


☆☆☆コーディネートのアイデアが満載の『コーディネートレシピ』☆☆☆

模様替えや、お引越し、家具探しの際のご参考にご活用ください。

sumarepi_banner インテリアコーディネートレシピ