先日、友人でもある中小企業の社長さんから投資の相談にのってほしいと依頼を受けました。

決して投資の専門家ではありませんよと言っても、どうも業界の全く違う人は、金融機関に勤めていただけで専門家だと思っている人が多いようです。気をつけてくださいね。大きな金融機関に働いている人ほど、会社の中では小さな歯車に過ぎませんから「木を見て森を見ず」の状態です。

相談でした。

「取引銀行から金融商品を奨められているけどどう思いますか?」ってことでした。

中小企業ではよくある話のようです。

「日頃の付き合いもあるしずっと断って来たんだけどさ、利回りがいいみたいなんだけど」と。。

正確には分配金でした。商品は、

「投資信託」でした。

新興国の企業が発行している米ドル建ての高利回りの社債

「ハイイールド債」への投資です。

債券の格付けはBB以下」で95%。完全にジャンク債への投資で痺れますね。満期までに何社が生き残っているんでしょうかねぇ。

それも発行国を見てみると、

ロシア、
ブラジル、
中国

で50%以上。。

なかなかのハイリスク商品にさらにお約束の

「通貨選択」です。

お奨めは「ブラジルレアル」と言われたんですがと。。

これでもかとさらにリスクを取らせてくれますね。

入場料は3%、手数料ですね。

座席料は2%、信託報酬です。

1年で5%持っていかれます。

ま、要するに投資信託の形をしたこれ博打ですね。

これからFRBが利上げする方向にあるわけですから、ハイイールド債は下落、ブラジルレアルもさらに下落する方向性にはありますよね。あえてそこのアヤを短期で取りに行くにしても入口が3%ですから。。

さらに、入ってる債券の国が、ロシアと中国。。これから米国と事を構えるかもしれない国々ですね。。

うーん投資としてはどうなんでしょうか??

完全に投資と言うよりギャンブルですね。

そこでアドバイスですが、

「この博打したいなら、FXでシンプルにやるほうが良いんじゃないですか」と「税制では雑所得なので不利ではありますが」と。。

「なるほどね。銀行さんには断りますが、他に何かないんですかね」と。。