こんばんは。
すっかりご無沙汰してしまいました。
何事も続けるというのは難しいものだと感じております…
さて、不況の影響で人々がお金に厳しくなっているからか、FPの資格への関心は、ますます高まっているようです。
来年1月の試験からは、これまで(社)金融財政事情研究会だけが行っていたFP技能検定の3級を、日本FP協会も実施することになります。
で、そのFP技能検定の試験科目には大きく分けて6つがあります。
ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継
6科目もあれば、得意な分野、不得意な分野があるのは仕方がないことだと思います。
そんな中でも特に苦手な人が多いのが、金融資産運用ではないでしょうか?
CFP(R)の方にも、金融資産運用を苦手としている人は少なくありません。
課目別の合格が可能なCFP(R)試験において、「金融資産運用設計に合格するのに複数回の受験を要した」とか、「金融資産運用設計に合格できたのはマグレだった」とか、「金融資産運用設計のおかげでCFP(R)の取得をあきらめかけた」といった話を聞いたこともあります。
なぜ、このように金融資産運用を苦手としている人が多いのでしょうか?
原因の一つとして考えられるのは、「数式が多い」ことだと考えます。
FPを目指そうという方の多くは、いわゆる文系の人でしょう。
そのため、数学に対してアレルギーを持っている人は少なくありません。
それが原因で数式がたくさん出てくる金融資産運用を苦手としている人が多いのだと思われます。
また、「カタカナ、アルファベットが多い」ことも関係しているのかもしれません。
金融の本場と言えば、やはりアメリカということになります。
そのため、金融に関する言葉はアメリカから輸入されたものが多いです。
日本人にとって、日本語がいちばん馴染みのある言葉だということは、言うまでもありません。
役人や政治家が使う日本語は分かりにくいですが…
そんなわけで、金融資産運用を苦手としている人が多いわけですが、試験科目として出題される以上、避けて通るわけにもいきません。
そこで、この度、ご縁があってFP講座の講師をさせていただく機会がありましたので、少しでも多くの受験生のお役に立てるように、わかりやすい金融資産運用講座を、このブログで始めようと思います。