「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」第4話を見て

 

外務大臣である竹山の失言により内閣は揺らいでいた。

竹山は辞任を固辞するのはもとより、謝罪すらも拒否するという異例の事態だった。

 

しかし竹山の失言には闘病中の妻への思いがあった。

夫婦に残された残り僅かな時間を二人きりで過ごすため大臣を辞めたかったのだ。

 

竹山の性格上それを表だって悟られたくはない。

だから総理に強制的に更迭されるという形で理由をつけたかったのだ。

 

そんな中、竹山夫妻は総理官邸昼食会に呼ばれる。

出てきた料理は糠漬けでしか食べれない猛毒フグの卵巣。

 

竹山が食するのに躊躇している中、総理の阿藤は何のためらいもなく食べた。

料理人を信頼しているからこそできた行為だ。

料理を通して竹山への絶対的な信頼を伝えたのである。

 

それを受けた竹山は謝罪を行い大臣を続投することを決める。

妻が政治家の妻であり続けたいと願っていたこともその決断を後押しした。

 

大物と言われる人もどこか弱いところを持っている。

そこに気づき寄り添ってあげることができてこそ、信頼は深まる。