森です。
今日の日経記事より。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081024AT2C2300Q23102008.htmlアメリカのAIGグループの経営危機、先日の大和生命の破綻が合いつぎ、問い合わせが急増しているようです。
さて、では実際保険会社が破綻した場合は契約者の契約はどうなるのでしょうか。
日本の保険会社は「生命保険契約者保護機構」というものに各社登録をしております。
生命保険会社が破綻した場合、「生命保険契約者保護機構」は破綻した会社を救済する他の保険会社への資金援助や実際の契約を引き継ぐことにより、保険契約者の保護を図ります。
国内で事業を行う全ての生命保険会社が会員として加入しています(共済・少額短期保険業者・特定保険業者等は保護機構の会員ではありません)。
そして、破綻した保険会社の契約者は保険会社破綻時点の補償対象契約の責任準備金等の90%が補償されます。
と、文章で書かれていますが、実際、「責任準備金等の90%の補償」???
と思われる方は多いのではないでしょうか。
「責任準備金」とは、
保険会社が将来支払うことになる保険金や満期金、解約返戻金などの“準備”として、保険料の一部を積み立てたもののことです。
このうち死亡保険金の支払いとなる部分は、保険期間の前半で余る部分を後半の不足に備えて積立てています。
満期保険金の支払い財源となる積立金部分は、原則的には満期まで支払う必要がないため、積立てて運用しておきます。
となっています。
なんとなくですが、「責任準備金」のイメージがつかめたのではないでしょうか。
この「責任準備金」が最低でも90%が補償されるということなのです。
しかし、気をつけたいのは、この「90%の補償」とは、契約者が支払ってきた保険料の総額の9割ではないことです。
保険料の中には、保険会社の経費や運営資金などが含まれているので、一般的には、「責任準備金」の金額は払い込んだ保険料の合計額よりも少なくなります。
現在では、大きな企業だから安全という時代ではないので、一言で「この会社は安全です。」と言うことは難しいですが、保険会社の1つの指標として、保険会社の資産などを格付けしているものもあるので、自分が契約をしている会社が安全かどうかを確認するのは大切ですね。
本日もありがとうございます。
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