昨日カリオストロの城を見た...
やっぱりあの映画はすごいですね。
ルパンの爽やかさ、かっこよさ、アクション、全てが凝縮されていて
久々に見たにもかかわらずやっぱり爽やかな感動が味わえました。
まだ見ていない人は、これを見なきゃ人生損してると思います。
それほどオススメな名作中の名作です。
ぜひぜひ、ご覧下さい。
こっそり、リンク
さて、このカリオストロの城は
ルパンが繰り広げるアクションストーリー&爽やか感動ストーリーだけど、
監督と演出・脚本まで手がけているのが宮崎駿です。
宮崎駿と言えば今では巨匠として誰もが知っている存在...
そんな彼がなぜルパンを手がけたのだろうか?
そんな疑問をふと思い浮かべた瞬間...
宮崎駿とルパンが深い縁で結ばれている事を、タイムリーに知る事になったのです。
TV版ルパン3世は
ご存知の通り、第1期、第2期、第3期、とありますが、そのうち
第一期は23話(視聴率低迷により打ち切り)
第2期は155話
第3期は50話
と、なんとTV放映最初の第一期では
ゴールデンタイムでの放映にもかかわらず視聴率が5%程度だったという経緯があります。
TV版ルパンの最初は生みの親としてしられる大隅正大さんが演出を全てしていました。
ところが...
この第一期の時に宮崎駿とルパンには大きな関わりがあったのです。
視聴率低迷により、何とかしたいメディア側の人間はそれまでのルパンの演出(大人の見るルパン)から大きく方向転換をしろと大隅さんに迫りました。
しかし、「今まで作ってきたコンセプトをゼロにしろとは何事か」と大隅さん...
何しろ大隅さんはルパンに全てをかけるほど、その演出に没頭していました。
(事実そのおかげもあってルパンは後に大成功する)
そこで大隅さんとメディア側の電撃バトル勃発・・・
なんせ、20%を叩かなければ嘘だと言われるゴールデンタイムで5%の視聴率ですから
そういう経緯があり、大隅さんはルパンから離れることになりました。
その後に演出に付いたのがなんと、
宮崎駿と高畑勲という人物だったのです。
多分これはWikiにも乗っていない情報だと思いますが、TV版ルパン製作の裏側では
演出家はこっそりと変わっていたのです。
(おそらく、第13話あたりからでしょう)
なるほど、第一期と言えば1972年あたりかな?
すでにそのころから、宮崎駿とルパンは深い関係があったんだな、と・・・
感慨深いというか、不思議というか、
製作ストーリーを聞くにつれ何とも言えない思いが沸いてきました。
TV版ルパンの演出は宮崎駿に変わった。
しかし
それでもはやり、視聴率低迷は続き第一期は23話で終了する事になったのです。
その後、ルパンが人気を博したのは再放送での出来事でした。
時間帯をずらした夕方の再放送では視聴率20%を記録していきます。
そして第2期、第3期へ。
ルパンの生みの親でありながらも、演出の現場を離れることになってしまった大隅さんは後にこう語ります。
「なぜルパンの視聴率が悪いのか? なぜルパンはあれほど人気を集めているのか?
僕はいろんな意見を聞いてきましたけど分かったんですよね。
視聴率が5%の理由も、20%を超える理由も、聞いて見れば全く同じ理由だった。
ルパン自体の評価は全く変わっていなかったんです。
変わったのは視聴率だけだった。」と・・・
ルパンと宮崎駿・そしてカリオストロの城・ルパン誕生秘話・
色々な交差、色々な技術、色々な出来事、色々な出会い
「名作中の名作はこうして生まれるものか」と、カリオストロの城を見ながら
ふつふつと感慨にふけるのでした...