1960年代のイギリスロック全盛期。
海賊局が北海に停泊した船から24時間ロックとポップスだけを放送していた。
イギリスの人口の約半数2500万人が、この放送を熱心に聴いていた。
アメリカから来た伯爵(フィリップ・シーモア・ホフマン)を始め、
個性的な人気DJたちが船で共同生活をして放送を続けていた。
彼らは音楽をこよなく愛する陽気な連中で、船の上はいつも賑やかだった。
ある日、18歳のカール(トム・スターリッジ)が船に乗り込んでくる。
カールの母親は海賊局プロデューサーのクエンティン(ビル・ナイ)と昔馴染みで、
彼に息子を預けたのだ。
カールは彼らの自由さに戸惑いながらも、ここでの生活に馴染んでいく。
イギリス政府のドルマンディ大臣(ケネス・ブラナー)は冷酷な堅物で、
この海賊局を早く潰したいと考えていた。
部下の案で企業のラジオ広告を規制し海賊局を潰そうとするが、
海賊局側は対抗策としてカリスマDJのギャヴィン(リス・エヴァンス)をアメリカから呼び戻す。
しかし伯爵は
女性問題で仲間を傷つけたギャヴィンを許せず、2人は度胸試しの決闘をする。その結果2人は大怪我をするが仲間の結束は固まり、海賊局の人気はますます高まっていく。
・ファンキーで個性的な仲間たち
・カールの童貞感良い 船長の姪っ子と最後は。その放送もする
・父親を知る瞬間 船長ではなくロック中毒の寡黙な父 母がかなりファンキー
・カリスマDJのファンとギャビンの話 相手の女性として伯爵と喧嘩して仲直りも放送
・その時代のロックともにファッションも秀逸
どの時代でも音楽、ドラッグ、セックスはセットなのかな、と。窮屈な世間への反乱?
イギリスも階級社会だから世の中のうっぷんをロックではらしていたのかも。