空気=息

空気を入れてもらうと生きられる。無くなると死ぬ。

誕生日ケーキの息を吹きかける行為。生を実感しつつ、死に向かう?

いや、吹きかけても死なない=人間になる?

 

映画中「はぁ」「ふぅ」っていう吐息=映画のテーマ

女性の片言の日本語が人形感を際立たせる 細さも綺麗

画中の映像美・・・雑多な住宅 夕焼けの景色 高架下 川 色

 

心を持った人形

バイトの彼の息が入った時に、自分の息を出すのをためらう ふわふわする としをとる

彼を自分の中にとどめておきたい気持ち。

板尾から離れたい気持。

バイトの彼の元カノの代わりと知ったショック

店長の奥さんの代わりに使われたショック

板尾の元カノの代わりと知ったショック

 

触ってもらえるかな?あそこじゃなくて額を触る じじとの出会い 

作り主との出会い 心をもって悪くない

彼になんでもしていいよという 最後は人形の純粋な心が起こした悲劇。

心を持つことの喜び悲しみを知った人形。

サイコパス的な観点、発達障害的な観点がよく描かれてる。

 

じじとのであい みんな中身が何もない人間 = 人形と一緒

代用品

誰かの代わりでしかない。自分とは何か。アイデンティティー。

そこに空虚さがあるのは人形も人間も変わりないのかも