「人を
好きになるって・・・
そんなにも
罪深いもの・・・
・・なんですか？」
映画『昼顔』
見ましたよ！
久しぶりの映画！！
なので
久しぶりのレビューに
なりますね☆
ドラマを見ずに
いきなり映画を見ましたが
充分楽しめました☆
恋愛
愛情
嫉妬
執着
人を好きになった時、
それに付随して
いろんか感情が
湧いて出てくるのが
よく描かれてましたね。
僕が好きだったのは
齋藤工の奥さん役ですね。
「勘が鋭い嫁」
「どうしても
旦那を手放したくない嫁」
「気持ちの整理を
つけたようで、つかない嫁」
この感じが
セリフとともに
うまーく表現できてた
と思います。
怖いですよーーｗｗ
齋藤工が
上戸彩に会いに行くために
「ホタルの調査へ行く」と
嫁に言った時。
奥さん：
「今日もいくの？
・・ずいぶん、
ぞっこんね」
齋藤工
（・・・・ビクっ！！！）
奥さん
「・・・ほたるに・・」
齋藤工
（・・・・ホッ・・・・）
・・・こんな感じの
倒置法使われたら。。。
どんな男だって
びっくりしますがな！！ｗｗ
齋藤工は真面目な研究者・・
って設定ですが、
だからこそ、
嫁が旦那の変化に
気付きやすいんでしょうね。
分かり易いと言うか・・ｗｗ
奥さん：
「今日は早く帰ってきてね
私まだ
子供あきらめてないから・・」
・・・奥さんが
旦那の浮気を
疑い始めた時のセリフ。
あ～～～・・・
怖いｗｗ
浮気を知って
三者会談のとき
二人の弁明を
聞いてる時の奥さん
「・・・何よ！！
何にも悪いことしてない私が
悪者みたいじゃない！！！」
・・・いや～～・・・
切ない！！ｗｗ
上戸彩の方も
定食屋で働くオーナーに
傷をえぐられてましたね(^_^;)
上戸が働く
定食屋のオーナーは
実は嫁を部下に取られて
田舎に
逃げ帰ってきた人なのです。
・・・なので
上戸の過去を知った時に
自分の元嫁と重ね合わせて
意地悪なこと
するんですよねぇ・・。
まあ、
オーナーの気持ちも
分からなくないけどね。
ここで思ったのが
人間て、誰かに
何らかの傷をつけられた時、
「気持ちの落としどころ」
を見つけようと
するんだなあって。。。
オーナーは上戸に、
奥さんは旦那に、
「どうしようも
できない情念」
をぶつけるんですよね。
それしか自分の感情の
「落としどころ」が
ないから・・。
それで
過去が変わるわけでも
今が変わるわけでも
ないけど・・・・
それでしか
過去の自分の辛さを
解放できないせつなさ・・。
人間らしさ・・。
なかなか
たまらない・・。ｗｗ
物語終盤、
オーナーとは
和解できましたが、、
奥さんと上戸は・・・・
自分の立場を
理解しようとして
そして
自分の過去として
受け入れようとしていた、
奥さん。。。
しかし・・・・
最後の最後で
自分の情念が
噴き出してしまうんですねぇ・・。
自分で
感情を抑えようとしても
ブレーキが効かない
感じが出てて
凄く良かったです。
映画通して
奥さん役がわりと
好きでしたが、
もちろん
上戸彩の役も良かったです。
「どこか
幸が薄そうだけど
セクシーな女性」
って感じを
表現できてましたね。
最後で
死に切らない姿は
「女性らしさ」を感じました。
結局、
最後の最後で
残るものって
「女性の執念」なんですよ。
奥さんが
「死ぬまで恨む」
っていうのもそうだし、
上戸の
「子どもを授かった」
っていうのもそうだし。
何か
女性特有の
「執念」
を感じずには
いられないですｗｗ
そして
気付けば
もうその世界に
男は必要なかった・・ｗｗ
「男性の存在」
って
「女性を
際立たせるためだけ」
に存在するのかな
って思っちゃいましたよｗｗ
何らかの
「理由づけ」
に必要なだけで
のちのちの
人生ストーリーでは
男性って
居ても居なくても
関係なさそうだな、、
って思いましたｗｗ
「不倫の代償」とか
「人間の本質」とか
映画の見方は
色々だけど
僕的には
男っていらないよね？
・・っていう感じに
受け取りました(笑)