自分が死ぬ前までには・・
「世界を征服したい」
いっくんです＾＾
どもども＾＾
世界を
「愛」
で征服したいな♡
・・ってことだから
安心してねｗｗ
映画
『死ぬまでにしたい
10のこと』
～あらすじ～
カナダのバンクーバーが舞台。幼い娘2人と失業中の夫と共に暮らすアンは、ある日腹痛のために病院に運ばれ、検査を受ける。その結果、癌であることが分かり、23歳にして余命2か月の宣告を受けてしまう。その事実を誰にも告げないことを決めたアンは、「死ぬまでにしたい10のこと」をノートに書き出し、一つずつ実行してゆく。
邦題から
勘違いされやすいんですが
原題の
「Ｍｙ Ｌｉｆｅ Ｗｉｔｈｏｕｔ Ｍｅ」
っていうほうが
しっくりくる映画です。
映画のメッセージとして、
「最後の晩餐・・
あなたは何にする？」
・・・と言った
ニュアンスじゃなくて
「自分が居無くなった後、
自分の周りのバランスが
保たれるように
今、
自分がすべきことをする」
・・といった感じに
受け取りました。
死を宣告されてからの
彼女の行動は
とてもリアルに描かれてたと
思います。
印象に残ったシーンが
いくつかありました。
主人公の女性が、
娘が18歳になるまでの
毎年の誕生日の
お祝いメッセージを
テープに
吹き込むんですが。。。
そのテープを
旦那じゃなくて
かかりつけ医に
託すところなんかは
なかなか秀逸だな、
って思いました。
本来なら
夫に託すことですが
「彼は1年目は
覚えてるだろうけど
2年目はテープの場所を
見失う可能性があるの・・」
・・っていう
彼女の先見の眼。
夫のずぼらな性格を
見越しての
提案だったわけですね。
夫が子供を愛してるのは
分かってるけど、
事務的な作業が苦手なところも
ちゃんと勘案してるところに
「リアル」
を感じました。
男性は
ロマンチックに
または
感傷的に
物事を決めちゃいそうですが、、
女性の方が
リアリストってことでしょうね。
とくに
死を受け入れてる人に
とっては・・・。
あと映画で
気になったところは、、、
彼女が旦那以外の男性と
浮気するんですが、、
浮気相手側の立場に
なったことがある男性って
結構いるんじゃないかな、
って思ったところかなｗｗ
彼女は素性を隠して
彼と逢瀬を重ねますが、、
彼は彼女のことを
知りたがります。
当然
彼女は本当のことは
言いません。
語りません。
すると・・
「あんなに
愛し合ったのに・・
・・・・そういえば
自分は彼女の事・・
何も知らない・・」
・・・男性側としては
こんな状況に
なるわけですｗｗ
「運命の糸が
二人を紡いだ・・
・・・じゃなくて
彼女の向かう先に
たまたま自分がいた・・」
こんな現象
意外と
あるんだろうなあ
って思いました。
ちなみに・・・
「愛してくれてる夫が
いるのに
浮気とは何事だ！」
・・みたいなレビューも
あるようですが・・。
映画で彼女が
[make love
with other men
to see what it is like]
・・ってメモするように
「女性として
愛す、愛されるとは
どのようなことか」
それを
理解したかっただけ
だと思います。
「恋に恋がれる女性」
・・・っていう、
浅いニュアンスじゃなくて
「人間として体得すべき
人生体験・・・」
と言う風に
僕は受け取りました。
自分が
本当に
死を受け入れた時、、、
自分の
「生」を
満たすのか、
死後の周りの
「生」を満たすのか
どっちになるのかな・・・