※6/1追記。算数100問ですが、ブログに載せたせいか、配送料無料のアマゾン在庫は翌日には無くなってしまいました。現在送料込みの高い値段しか残っておらず、下記リンクは今はそちらに飛んでしまうのでご注意下さい。定価は1,320円です。出版元のウェブではまだ在庫があるようなので、アマゾンもしばらくしたら補充されるかもです。



さて、東京出版さんから2024年6月増刊「必ず解きたい算数の100問」が発売されています。

難関校受験生にとっては今更説明不要の問題集ですが、先日早速ゲットしました。アマゾンですと今時点で残り14点なので、未入手の方は急がれた方が良いかと思います。予約販売で購入されている方も多く、現在残っている在庫が売切れると手に入らなくなる可能性があります。下記リンクはあくまで参考目的なので、お好きなサイトで。

 

 

 

この問題集、各分野ごとに厳選した良問で構成され(奇問の類は排除されています)、解説が非常に充実しているのが特徴です。2024年入試から新たに70題、2023年度入試から30題(2023年度版のうち30問がそのまま)となっています。

 

どの算数単元も穴が無く、普段塾の模試でA問題は基本的には満点又は1問落とし程度、四谷偏差値で言うと偏差値60程度以上で、第1志望校も同程度の偏差値帯以上を狙っているお子さんは、余裕があれば取り込んだ方が良いかと思います。

 

逆に今の段階で算数の特定単元に穴がある方や偏差値60辺りに届いていない方、模試のA問題で90点以下がちょいちょいある方は、この問題集には取り組まず、まずは塾のテキストを完璧に仕上げて単元学習の穴を埋めるのが先決かと思います。

 

特に、比と割合を完璧に使いこなせないとダイヤグラムから相似から理科の濃度計算まで、ありとあらゆる単元に影響しますので、算数が苦手なお子さんは比と割合がきちんと難問レベルで使いこなせるよう仕上がっているか、まずは確認した方が良いと思います。ここを重点的に得意単元にすると、芋づる式に関連する応用単元も解けるようになっていきます。

 

もう1冊、これも今更説明不要の問題集ですが、同じく東京出版さんの図形の必勝手筋です。

これは売り切れる心配がないので、時が来たら購入して取り組めばより良いのかなと思います。

 

我が家は5年の終わりからまずは例題に取り組んでいますが、優先順位はまだ低いので、三分の一が終わったところです。秒で解ける典型題もあれば、恐ろしく難しい問題もあります。解説は古いです。図形は複数の解法から最善を選択すべきですが、そこまで例示されていません。ですので、図形問題に対して複数解法をきちんと想定して何が最善か分析できる水準が対象になると思います。

 

ウチの子供の場合は図形分野をまあまあ得意としていますが、それでもかなり苦戦する問題がちょいちょい出ますので、それなりに仕上がってから、漏れや忘れてしまった部分が無いか最終仕上げの位置づけで取り組むのが良いとかと思います。5年生中頃でも出来る的なブログをたまに見かけますが、そのタイミングで取り組むのは恐ろしく非効率で、時間の無駄になるので全くお勧めしません。見た目以上に難しいですよ、これ。

 

 

ウチの場合、こんなんやらずに社会やれや!!って声が聞こえてきそうですが、得意分野をしっかり伸ばしつつ、社会のボトムアップもしっかり図っていきます!