東京のある病院まで一人で行った



受付で名前を言い部屋を教えてもらって向かった



少し緊張した



何年も会ってなかった





それがいきなり会いに行く


いつも突然 前置きなんて無い






扉を開ける



「どちらさん?」



「〇〇〇〇です」



「はい?」



「〇〇〇の息子です」






「!!!!!?」





あの表情





かなりびっくりしてた


当たり前か




何年振りかに音信不通の孫が会いに来たんだから




色々な話しをした




すべての内容は覚えてないけど



母親とは頻繁に連絡を取ってるって言ってたから




ここで母親との繋がりが出てきた



もちろん母親の事も聞く




子供が二人いて4人で生活してるようで…


子供は小学生の息子と娘


年金をちょくちょく送ってるとか?




色々な話を聞いてどんな生活をしているか見たくなった



どこに住んでるんですか?



住所と浮気相手、今の旦那の名前を聞いてメモる


でも住所の途中の漢字の具合がはっきりしなくて…


まあ何とかなるかとはっきりしないままでもいいかなって気にしなかった



どうするの?って聞かれたからどんな生活をしているか見てみたいとはっきり言った


そしたら見るような生活はしてないって言ってた




何かを心配してる様だった







話してる途中部屋の電話が鳴った


受付から外線ですということで電話が来た




その電話の相手は…














母親だった









なんて運命の巡り会わせ




おれがその日その時間に会いに行かなきゃ出くわすことも無かったのに







まあ数日置き位には電話して来るからとは言ってたけど自分がいる時に偶然かかってくるとは…







その日をお見舞いに行く日に選び その時間に行く






偶然が重なって引き合わされたけど



最初からこうなる運命ならどの日に何時に行っても結局は同じ答えになってるんだろうなぁ…






おばあちゃんが電話に出ておれが来てること伝えおれに電話を代わる




母親もおれが来てることを聞いておばあちゃん以上にびっくりたまげただろうに




10年以上振りに話した





おれはまだ未成年で学生だったけどお互い敬語で


遠慮がちで


他人行儀で


それが今はもう他人なんだなって感じさせられた




いつも遠くからかけてるらしい




しかも家電話じゃなくて公衆電話




すぐ電話代がやばくなるみたいで長電話はキツイみたいな事を遠回しにも言ってた




それでもやっぱり久しぶりだから長くなってしまう




家は関東じゃない





何で関東じゃないのかは後々にわかることになる





会話の最後らへんで母さんが心配して見てるだろうからそろそろ代わってと言われ




おばあちゃん見たら本当に心配そうにこっち見てた





電話を代わり話が終わって電話を切った






電話代きっと3000円くらい行ったんじゃないかな




住所や母親の事を聞き話終えて






最後に帰るときにおばあちゃんお決まりのというかお約束だと思う事をしてきた

(お約束ってもう死語じゃん?)




まあいいや





帰り際にお金を握らされた









!?









見ると3万…








高っ!!!








いいですいりません!!!






おれは頑なに拒む



そこを強引に渡してくる



母親に使ってください!



何回も断る





でも何回も渡してくる


わかりました貰います



根負けする



その代わりこのお金は弟と妹に使いますと言って受け取ることは納得した




そして家に帰った











数年後にまたこんな日が来ることになる