やっと決まった病院の名前を言った時は聞こえなかった




だからどこに連れてかれるか不安だった




おれはずっと苦しくて唸ってた




やっとコンビニから移動できる




何十分か駐車してたけどようやく動き出した





さすが救急車





なかなか止まらない






けど病院にもなかなか辿りつかない




苦しむもがき続ける





救急隊員は黙ってる





ほんと長い道のり





どこまで遠くなのょ?





しばらく走ってやっと病院にたどり着いた




救急車から降ろされる




病院内に連れ込まれる




女性看護師がぞろぞろ来たみたい




着いてそうそう服を全部脱がされる




周りは看護師数人と医者




ヤダな…




マミにはこれはどういう事かわかるよね




もちろんパンツまでは脱ぎません




誰だ全裸を想像したやつは




パンツまで脱ぐわけないってよ!




それからフラフラなのに支えられながらのレントゲンを取りすぐCTスキャンをする




それがまた痛い中辛くていやんなっちゃうよ




それから広いとこであろう処置室みたいな所に運ばれた





長い廊下を移動中疑問だった事を苦しいながらに看護師に聞く




「ここはどこですか?」





「M病院です」





M病院?




どこにあるんだM病院





「どこにあるんですか?」





・・・・・





!?





マジですか





市の外れじゃん





遠いいわけだ





うちも市の外れにあるから横断よ





もうずっと目をつぶっててたまにしか開かなかったから場所や看護師や医者の顔を見ていない





でも自分の寝てる目の前にいつまでも救急隊員の一人が立っていたのはわかった





服が見えた





運んで来てから結構長くおれの横に立ってた





なんか怖かった





すぐ帰ればいいのになんでいつまでも残って近くに立ってたんだろう




しかもこちらを向いて…





もちろんおれの事を見ていたんだろうけど




ウーウー苦しんでたから心配だったのかな?





処置室に来てから看護師が点滴の準備をする





やっとこんな病院まで来てるのに苦しいままで何にもしてくれないから我慢できずにちょっとキレ気味に言ってしまった





「もー!痛み止めないんですか!早くなんとかしてくださいよー」





そこで点滴を付けようとしているおばちゃん看護師が冷静に




「今点滴しますからこれで痛くなくなりますよ」




あーそーぅ




とは言ってないけど…




一応納得する




というかしてみる




・・・・!?




なんじゃこりゃ~





すると一分もしないうちに痛みが消えて行く





すごい!なんだこの即効の効き目は!




さすが総合病院




Y藪医者とはレベルが違うね




こんな簡単に済むならこんな遠くじゃなくても良くないかい?




もちろんまだ寝たままで担当医者からの説明を聞く事になるんだけど




これがまた少し納得いかないんだな