ZZR1400にスマホホルダー本体を取り付けたところで、
次は電源の配線です。
「ZZR1400スマホホルダー取付 その1」の冒頭でも書いた通り、
以下のブログや動画を参考にさせてもらいました。
カウルの取り外し方法などはそちらをご覧いただくとして、
僕は今回自分が迷った部分や気を付けた部分を中心に書いていきたいと思います。
まず、電源の取り出し方法です。
一般的なヒューズからの取り出しをすることにしました。
バッテリーから直接取り出す方法もあるのですが、前回書いたようにイグニッションキーがONの時だけ電源が流れるようにしたいのでこの方法がベストです。
ヒューズボックスを開けて、どこから取り出すか決めます。
ZZR1400のヒューズボックスはシート下にあります。
ここのヒューズボックスを開きます。
HORNという表示がありますね、これを使用します。
開けるとこんな感じです。上から3番目のヒューズを抜いて電源取り出し用のヒューズ(交換ヒューズ)に差し替えていきます。
今回取りまわす配線はこんな感じです。
見ずらいと思いますが左上の黒い端子がスマホホルダーに、その少し右下の黒いU字端子がアース線、右下の赤いのが交換ヒューズです。
一部自分で加工した部分もあります。
アップです。
まず、ボディの隙間を通して交換ヒューズをヒューズボックスの場所に引き出します。
ペンチで既存ヒューズを抜き取り、左下に映っている交換ヒューズと差し替えます。交換ヒューズは大体どこのホームセンターでも売っている一般的なものです。
これで+端子には接続できました。
配線を挟んでいますが、ヒューズボックスの蓋はなんとか閉まります。
あとは-端子であるアースの配線と、スマホホルダー本体への接続です。
まず、-アース、これは電気が流れる場所へのボディアースで良いとされていますが、僕はこれでうまくいったことがあまりありません。
なかなかそういったボルトが見つけられないので、もう最初からバッテリーの-端子につなぐことにします。とはいっても、バッテリーの-端子はどこ?
ZZR1400のバッテリー周りは多少複雑で分かりづらいので調べたところここで良いようです。
実際に端子をくっつけてみて電気が正常に流れるかテストします。
ばっちりOK!
配線を取りまわす前に面倒くさがらず確認することが大事ですね。
全部やってから間違っていたらもっと面倒になりますからね。
余った配線をインシュロックで処理します。
あとはスマホホルダー本体まで配線を持ってくるだけですね。
ここから狭い部分を通すのでコツがいります。
そういったときの必殺兵器、ハリガネくん。
配線取り回しで僕はなんど彼に助けられたか分かりません。
取りまわしたい配線の先にハリガネを括り付けて通したいところに出してひぱっていきます。
途中で引っかかった場合は無理に同じ方向に引っ張らず、逆から引っ張ってみたり、角度を変えてみたり慎重に作業します。
このハリガネ一本あれば、場合によってはカウルを外さずに配線を通すことも可能です。今回はボディのかなり内側なのでカウルを外しています。
上手く引っ張り出すことができました。
あとはこのスマホホルダーから伸びたコネクタと接続すればOK!
装着完了!運転中メーターも隠れずちょうどいい位置です。
少し鍵穴が見えにくくなるけど、差すのに支障があるほどではありません。
スマホを置いてキーをオンにすると無事通電します。
ちゃんと充電マークも着いていますね。
これで安心してどこにでもいける!
古くなってバッテリーが弱っている僕のiphoneでも心配なし。
めでたしめでたし、でした。