ZZR1400に乗ってみてこのバイクの重さはやはり想像通りというか、実は思ったより軽いんじゃないかという甘い期待を打ち砕く相応のものです。
まあ、秀逸な重量バランスにより取り回しには苦労しないのが救いですが、それでも「いつか倒してしまうんじゃないか」という不安はつきまといます。
ということで、着けましたよ!エンジンスライダー
今回はエンジンスライダーの取付までのすったもんだをご紹介します。
それではいきましょー
最初、前に乗っていたZZR400のエンジンスライダーをそのまま1400に移植しようと思っており、取り外したスライダーをレッドバロンに渡して、納車前に装着してもらうようお願いをしていました。
これです。3,788円の超安スライダーです。
しかし・・・・着きませんでした 泣
形が合わなくてカウルに当たってしまうようです。残念!
ZZR1400と書いてありますが、やはり適当です。
中華製?安いのでそんなもんですよ。
ということで、しらべてみました。
有名どころでBabyfaceのスライダー
カッコいいんですが、結構いいお値段です・・・21,545円!
前のスライダーが安かった分躊躇してしまいます。
もっと安くて良いものはないのか調べたところ、少し安いものがありました。
K-factoryのスライダーです。
お値段も少し安い14,080円です。
といっても1万超え、スライダーって高いんですね。
単なる鉄棒の先にゴムが付いているだけのものだと思っていたのですが、そうでもないようです。
まあ、他にももっと安いものはありましたが、
カワサキの元フラッグシップモデルでもあり、僕の一つの到達点として購入した愛車にあまりチープな見た目の物は着けたくないので、
今回はK-factoryのスライダーを購入しました!
ちなみにこの商品、ググってみても取付部分がどうなっているのか?、寸法は?など知りたい情報が全く出てきません。
不安がいっぱいでしたが思い切って購入!
購入したので今度は装着です。
自分で着けようと思いまた調べていると気になるブログが・・・。
主曰く、この製品の取付仕様に起因して転倒時にエンジンブラケットのボルト固定部分が大破してしまったとのこと。
また、折れたシャフトがカムチェーンカバーに当たってエンジンカバーを割ったケースもあるとのこと。
これは一大事・・・。返品か! 泣
と思いましたが、一息ついてもう一度例のブログを読み返してみました。
転倒時にエンジンブラケットのボルト固定部分が大破
>この主はZZR1400でジムカーナをしていて、その転倒時に起こった事象です。
僕はそういう走行はしないし、立ちゴケ対策としての取付です。
万一走行時にコケるようなことがあれば同様になっても仕方ないと思いましたが、
そもそも他の部分も壊れるところが多いと思いますので…。
気にしないことにしました。
なお、エンジンブラケット自体も破損した際パーツとして入手可能なようです。
折れたシャフトがカムチェーンカバーに当たってエンジンカバーを割った
>まあ、僕の走りでスライダーのシャフトが折れるようなコケ方はしないと思いますし。万一折れたとしても、そのシャフトがどこに行くかは運次第だと思います。
他の部品がエンジンケースに当たることもあるでしょう。
なのでこれも気にしないことにしました。
と、いうことで予定通り車体に取り付けを行うことにしました!
本体と同封されていた説明書を読んでやってみよー
この手のパーツに良くありがちですが、非常にシンプルすぎる説明書です。
まあ、メカニックの方には分かるのでしょうが、情報が少なすぎます 泣
説明書の「エンジンマウント部」が例のエンジンブラケットというパーツのようです、このスライダーはエンジンブラケットにボルト止めすると理解できました。
素人の私は「エンジンブラケット」なるものを知らなかったので調べてみると、フレームにエンジンを固定するための金具だということが分かりました。
一旦そのボルトを外してそこに付けるということは、確実に締め付けないとエンジンが脱落しそうになったり大変なことにつながるかも…。
と、不安です。
ボルトの締め付けトルクが決まっているので、メンテナンスマニュアルをググってみたらありましたよ!英語ですが
https://brocksperformance.com/content/Instructions/ZX14/08_11_ZX14_Factory_Service_Manual.pdf
それを見ると、エンジンブラケットの締め付けトルクは2.5kgf-m
うーん、トルクレンチを持っていない僕には無理です。
今後のためホームセンターに行きトルクレンチを買うか!とも思いましたが
5,000円近くもします。
しかも、トルクレンチは定期的に点検に出さないと数値が狂ってしまうそう。
調べれば調べるほどメンドクサイので、結局レッドバロンに持ち込んで着けてもらいました 汗
こういうのこそプロにまかせよう!
作業は20~30分ほどですぐに終わりました。(さすがプロ)
元々のボルトにはオレンジの緩み防止剤が塗られていました。
自分で外さなくて良かった。そもそも車体の奥に差し入れる長い工具も持っていないし、固くて外せなかったかも。
取り付けたスライダーにも緩み防止剤を塗ってくれたとのこと。
安心です。
そして、取付工賃は左右合わせても4,000円以下でした。
レッドバロン、ありがとおおおお!
じゃじゃーーん(古)
装着されましたよ!
かっこいいです!安物にしなくて良かったと思いました。
こんな感じで存在感があります。K-factoryのロゴもかっこいい。
上から見た状態です。車体からしっかり飛び出しているのでカウルをちゃんと守ってくれそう。
スライダーの太さはこんな感じ。チープ感はなくしっかりしています。
バイクに着けた状態では小さく見えますが、実際は思ったより太くて重厚です。
値段に対しても納得しました。
寸法も参考に。
こんな感じで大きいです。前のZZR400に着けていた安物とは別次元の存在感で大満足です。
エンジンブラケットからの長さ
スライダー本体のジュラコン(ゴムっぽい)部分寸法
ジュラコン部分の直径
うーん何度見てもかっこいい!
着けて良かったです。
これで立ちゴケなんて怖くない!・・・はず。
コケないけど安心ですね 笑
これからもコレが役に立つことの無いよう気を付けてZZRライフを満喫しまーす!