日本が対米戦争に踏み切った理由を「主に自衛(安全保障)のためだった」と米議会で証言してくれたのが、連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官だったマッカーサー氏でした。資源がないから、他国に侵略にいくしかない日本という、「貧乏面」を強調されるような歴史ならば、暴力での戦争をなくすために、平和で豊かな社会をつくるために一生懸命働くというのが真の戦争と思って、真面目に勉強をする生徒が増えると思うんですよね。太平洋戦争がただの喧嘩あつかいでは、死んでいった人間の名前が残らない。自衛戦争という意味を教科書に教えてもらうことで、震災後の日本の危機と照らしあわせて、心から平和のために労働して社会をつくりたいと思うような歴史勉強にしてほしいと思った次第。