チケットを買いにいった。
「人のセックスを笑うな」の・・・
この映画の監督は「犬猫」の監督さんなので、
どう考えても派手さはないだろうと
予想をしていたから客も少ないだろうと・・・
犬猫
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いやぁ、びっくり・・・
スッゲー人だかり。
大混雑。
金曜の夜の最終回は完売とのこと。
まぁ、金曜だし仕事帰りに暇つぶしで観に来るのだろうと
高をくくっていた
実際に観に行った日曜日も
すごい混雑。
全ての回のチケットが完売。
この盛況ぶりは何?
タイトルから連想するものを期待して観に来るのか、
それとも松山ケンイチ目当てなのか、
はたまた蒼井優目当てなのか。
それとも原作がもの凄く良いのか?
まさかとは思うけど、こういう映画(ミニシアター系)が
好きな人が増えたのだろうか?
良く分からないけど、
この食いつきの良さから考えると、
タイトルから予想するものに
食らいついた感じが・・・
肝心の内容はというと
よく考えれば分かると思うけど、
タイトルから連想するようなシーンは
ほとんどない。
そりゃそうだ。
だって「犬猫」の監督さんだもん。
どう考えても
ゆるゆるのまったり系。長回し多数。
寝てる人多数。(鼾をかいて寝ているオジサンもいた)
俺でさえ最初ほうは寝てたのに・・・
ということで雰囲気的には「犬猫」の
延長線上にある気がした。
そういえば俺的には「犬猫」は強烈だったなぁ。
何がすごいって榎本加奈子って
まともな演技できたんだってこと・・・・
これから「人のセックスを笑うな」を
観にくい人は「犬猫」を観てから
行くことをお薦めします。
それで面白いと思ったら
観に行けばいいし、つまらなかったら
やめた方が良い。
まぁ、どちらの映画にも言えることは
とにかくとても静かな映画。
人が死ぬわけでもないし、
不治の病になるわけでもない。
はたまた、親の敵討ちをするわけでもない。
ごく普通の日常の一部を切り取った感じ。
まぁ、年の差20歳の恋が普通かどうかは・・・
普通、普通。
全然問題ないね・・・(;^_^A
この2本の映画を観て
これだけははっきりしている。
自信を持って言える。
俺が映画を撮るとしたら
こういう映画になるんだろうなと・・・
それだけ井口奈巳監督の感性と
俺の感性の重なり合う部分が大きいって
改めて感じさせられた。