映画篇
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金城一紀はデビュー作の「GO」から読んでいる。
好きな作家の一人だ。
本屋に平積みされているの本の中から
「GO」がとっさに目に飛び込んできた。
かなり強烈に・・・
何故なら下の名前が同じだから。
読み方は違うけど、この名前を公の場で
目にすることは滅多にない。
だから余計に印象に残った。
この「映画篇」、帯に金城一紀の最高傑作と書いてあった。
実際に読んでみて、
マジで最高傑作!!
短編なんだけど、それぞれが繋がっていて、
最後の短編はそれまでの短編を束ねる構成となっている。
おまけに大好きな映画がテーマなので
深く深く共感できるところが沢山あった。
それと「対話篇」の内容もちょっと盛り込まれていた。
それ以上に、この本を読んでて何度泣きそうになったことか。
取りあえず電車の中なので、どうにかこらえたけど、
家で読んでいたら間違いなく泣いていただろう。
妻にそのことを告げたら、妻も同じ様なことを言っていた。
(妻が先に読んでいた)
泣ける本=よい本
ではないと思う。
泣けなくてもよい本はいっぱいある。
ただ、俺の中で泣ける本がよい本である確率は高い。
何はともあれ、もっともっとよい本に出会いたいぜ!!
年末か年始めに
・2007年ベストBook
・2007年ベストMovie
・2007年ベストCD
をやりたいな。
ちなみにベストMovieはもう決まってる。
かなりすごい映画。(俺的に)
年内にこれ以上のものは出てこないでしょう。
ちなみにこのブログのレビューで書いてあるものです
なんの映画かはその時までお楽しみに。