永遠のとなり | |
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白石一文の作品にはいつも生と死が絡んでくる。(たぶん)
この作品、「永遠のとなり」も生と死が大きなテーマになっている。
あと、不倫も彼の小説では定番となっている。
今回もちゃんと不倫が絡んでいる。
そういえば、村上春樹の「ノルウェイの森」も
「生と死」がテーマだった。
(帯には100%の純愛小説みたいなことが書いてあったけど、
村上春樹の確信犯的なものを感じた)
50代の中年男性二人の物語。
二人とも病気を患っている。
一人はガンを患って再発を繰り返しながら生きている。
もう一人は鬱病。
50代というと随分と先のことと思ったが、
あと10年ちょっとで自分もその場所に
辿り着くと思ったら、ちょっとブルーな気分になった。
彼の作品では生きるとか死ぬとかが綺麗事じゃなくて
核心を突いて書かれている。
そのためこれまでの作品は読んでいて
かなり重いものがあったが、
今回の作品は今までの作品に比べて
比較的軽いタッチで書かれているが、
それでも生と死には変わりない。
なんのために生きるのか、生きる意味について
日常生活の中では考えることなんて
ほとんど無いだろう。
それを考えるときは
死に直面したとき、自分の生き様に疑問を感じたとき
(多責、自責にかかわらず)
ではないだろうか。
俺も生きる意味につて随分と考えてきた。
納得のいく答えに辿り着く事なんてなかった。
でもある時一筋の光が俺に差し込んできた。
「生きる意味なんて、もう見つからなくても構わない
生きていく喜びを感じていいたい、Everyday!!」
(Word by Shogo Hamada)
毎日、生きていられる喜びを感じること、
1日1つでいいから良かったと思うことに
気づくよう心がける。
五感を研ぎ澄ませて、
見るもの聞くもの手に触れるもの、
感じることの出来る全てを
記憶に留めておきたい。
限られた時間を無駄にしたくない。
走り続けるだけ。
どんなに疲れていても
止まることは出来ない、
止まりたくはない。
それが俺にとっての生きる証だから。
本日の基準体重との差:-2.8Kg