昨日(10/27)は公開初日の映画が結構あった。
最近のシネコンは1本当たりの上映期間が短いから
そのうち観に行こうと思っていると
終わってたりするから、
観たい映画はなるべく公開直後に
行く事にしている。
昨日観たのは「クワイエットルームにようこそ」と
「自虐の詩」。
「自虐の詩」は阿部ちゃんがテーブルを
ひっくり返すシーンが気になってみてしまった。
思っていたより普通の映画だったので、
ちょっと肩透かしを食らった感じ。
「クワイエットルームにようこそ」は
なんと行っても松尾スズキが
監督しているという事で
以前からかなり楽しみにしていた。
一応、原作も彼が書いているので、
事前に読んでおいた。
以前にこのブログにも書いたことがあるが、
倫理的にかなりヤバイ小説だったので、
どんな風に映像化するかという
意味でも楽しみだった。
それと内田有紀がどんな演技をするのかも俺的には見所だった。
内容はほぼ原作通りで、
濃い仕上がりとなっていた。
原作と違う部分は終わり方。
原作はハッピーエンドだったと思う。(たぶん)
映画ではハッピーなのかそうでないのか
よく分からないけど、俺的には
良い感じの終わり方だと思った。
倫理的にヤバイと思ったところも、
俺が考えすぎだと思うくらいに
自然な流れに溶け込んでいた。
主人公は原作のイメージからすると
内田有紀だとちょっと違うじゃないかと思っていたが、
ふたを開けてみると、割とすんなり受け入れられた。
彼女の演技力どうのこうのはよく分からないけど、
この映画ではかなり頑張ったんじゃないかと・・・
全体的にこの映画のキャスティングはベストと言っていいくらい
それぞれのキャラが原作とマッチしていた。
久々に作りの良い映画を観たって感じ。
恐るべし、松尾スズキ。
本日の基準体重との差:-2.2Kg