5/16 Music for a comfortable day | When Poets Dreamed of Angels

When Poets Dreamed of Angels

変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

1988 - 1993/角松敏生
¥2,793
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今日から出社だけど、まだ体調は完全じゃない。
いつになったら完全復活するのやら・・・

今日の通勤ミュージックは
角松敏生の「角松敏生 1988-1993」

1988年から1993年の凍結前までのベスト盤。
エジプトにいる時は音楽なんてほとんど聴かなかった、
というより音楽なんて流れてなかった。
エジプトでまともに音楽を聴いたのはディナーの時の
ベリーダンスショーで流れた民族音楽。 
だから日本語の歌が恋しかった。

このアルバムは2枚組なんだけど、
特にDisc2は凍結前の角松敏生のいいとこ取り。
涙なしには聴けない。もの凄く切なくなる。
というより日本人の繊細さがあふれてる気がする。
ラストの「君をこえる日」「あるがままに」と続く曲順は
胸を締め付けられる。
角松自身が苦しかった時に作られた曲というのも頷ける。
自分の体験に優るものはないって事なのかな。

みんないろんな苦しみを抱えて生きている。
自分がやっていることに自信がなくなったり、
「もうだめだ」って思ったり。そんなことの繰り返し。
それでも生きていかなければならない。
ありきたりだけど苦しんだり傷つくことで
人に優しくなれたり成長できたりする。

エジプトに行ってから特にそういうことを
強く意識するようになった。
エジプト人がそういうものを持っていないというわけじゃない。
たった10日間で感じたこと。
宗教や文化や考え方の違いの問題。仕方のないこと。

だから尚更、誠実さや思いやり、そんなものの大切さを強く感じた。
自分が犠牲になっても他人を思いやったり
幸せにしたいと思う気持ち、それだけは忘れたくない。