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最近、本のレビューが書けてないのはこいつのせい。
分厚くて上下巻、通勤時間だけで読むとなるとかなり厳しい。
図書館から借りてて、返却が今週末・・・
でも、まだ読み終わってない。
下の半分くらいまで来ているので、今日からラストスパートしないと。
内容はミリタリー小説。
北朝鮮が卑劣な手段で日本を隷属化しようとするのを、日本で初めて特殊作戦部隊を誕生させるべく
陸上自衛隊に組織された「特殊作戦群」と、同様に活動の一切が非公開である
「内閣情報調査室」の諜報活動によって阻止しようとする、というもの。
いやぁ、何も知らないっていうことはある意味で幸せなのかもしれない。
普通の人は今の状態(平和)が永遠に続くと信じてる。
どこかの国が日本を攻撃してくるなんて想像もしてないし、
仮に攻撃してきてもアメリカが守ってくれると思っている。
現実は全く違うのかもって、この小説を読んで感じた。
事実、「特殊作戦群」という組織が実際に存在し、対テロをはじめとする
各種特殊任務を想定して訓練してる。
各種語学やCQB、狙撃、NBC、情報、心理戦等の専門技能など多岐にわたって。
そういう危機感を持たなければならない状況に陥ってるってことなんだろうか。
この小説に書かれていることが現実に起きないとは限らない。
もっと国際社会に目を向けなければ。
6カ国協議も日本は拉致問題や北朝鮮の核廃絶を強調してるけど、
他の国は北朝鮮の鉱山利権争いをやってる。
(※拉致問題や北朝鮮の核廃絶がどうでもいいわけじゃないです。)
日本は蚊帳の外。
そして今日、アメリカは北朝鮮の資金凍結を解除した。
ヤレヤレ・・・
日本はこのまま国際社会から取り残されてしまうのだろうか・・・