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修羅場体験？
体験どころか、人生そのものが修羅場ですよ。
まさに、阿修羅王と帝釈天との千年に渡る戦いのごとく、終わらないのが本当の修羅場。
そのときそのときが修羅場なのは、本当の修羅場とはいいません。
終わらないことこそ、修羅場。
私の場合、生きていること自体が修羅場。
なにせ、地獄で生きていますので。
まともな日なんか、ありもしません。
天国を信じている人には、地獄で生きる者の気持ちはわからないでしょう。
命のやり取りなんて、日常。
いつ死んでもいい覚悟はできています。
とはいえ、そう簡単に死ぬわけにもいきませんので、常に武装は欠かせません。
武装とは、その言葉どおりですよ。例えでもなんでもありません。
夜中、一人でいるところを襲われたこともありますよ。
実際に刺されたこともありますし。
女性問題で社会的に抹殺されそうになったこともありますよ。
高校生の頃、いじめじゃないんですけど、ハブられたこともありますよ。
そもそも、綱渡り人生ですから。
多分、この修羅場は、私が死なない限り、終わらないでしょう。
まぁ、阿修羅王と帝釈天は千年戦ったのですから、たかが50年の人生なら、まだまだ短いものです。
この先も、楽な人生は待っていないのでしょう。
できれば、静かな人生が望みなんですけね。
生まれ持った宿命ならば、甘んじるしかないでしょうね。
運命ならどうにかしますけど、宿命ならしかたがないですもんね。
むしろ、今死ねるなら、まだ、そっちの方がマシですよ。
死ねないからこそ、終わらないからこそ、修羅場。
修羅場人生を生き抜いてみせますよ。
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