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最近のアニメなんですけど、今一押しはこれですね。


2007年の作品だけど、観てない人が多いじゃないかな?

2007年は、『らき☆すた』をはじめ、『ハヤテのごとく!』、『みなみけ』、『CLANNAD -クラナド-』、『ひぐらしのなく頃に解』、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』など、大作揃いでしたからね。

それらの大作に埋もれた形になっちゃったんですよね。

でも、これは絶対に感動できる作品です。


簡単にいってしまえば、ロボット物。

世界12ヶ国が世界の覇権をかけて、ロボットで戦うんですけど、パイロットたちがなぜ戦うのか?という意味を一人一人丁寧に描き出しています。

この作品で、「ノブレス・オブリージュ」という言葉を覚えましたよ。

「高貴さは(義務を)強制する」という意味で、高貴な者には高潔な覚悟が必要であるということだそうです。

覚悟もないくせに、とりあえず偉そうにしている誰かさん方とは大違いですね。


戦いは、最後の1体になるまで続けられるはずでしたが、実は、この戦争は神々(ギガンティック)が仕掛けた人類への試練だったのです。

最後の1体になったとき、別の神(オニキス)が現れ、人類を滅亡させると宣言します。

オニキスは怒っていました。最初の1人から生まれていった人類が戦争や略奪の歴史を繰り返すことをもう許す気にはなれなくなっていたのです。

しかし、オニキスに対抗する手段としてギガンティックたちは自らの力を人類に託したのです。


人類は滅ぶに値する存在なのか? それとも、まだ信じるに足る未来を創造できるのか?

12体の戦いの中、ギガンティックたちは、人類はまだ信じるに足る未来を創造できると判断し、人類とともに、オニキスに対抗します。


主人公の最後の一言が、今我々が一番考えなければいけない言葉だったように思います。

 神様なんて、なにもしてくれなくていい!

 伝説の中で眠ったままでいいんだ!!

少年は神(オニキス)に向かって、自分たちのことは自分たちでできる、といいはなったのです。


今の私たちにそれができるでしょうか?

神に向かって慈悲を乞うことをやめることができるでしょうか?

この作品は、人類がこれから進むべき道を標していると思います。


あまりヒットしなかった理由の一つとして、作画のクセが非常に強かったこともあったと思います。

だから、リメイク版をぜひやってほしいんです。

特に、3.11の前の作品なので、今やると、もっとこの作品の重要性がわかると思います。


アニメ作品としても、かなり完成度は高いと思っています。

今だからこそ、このアニメの復活を願っています。



United Force/栗林みな実

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