消費税増税は必要? ブログネタ:消費税増税は必要? 参加中
本文はここから




なぜ、このタイミングで増税を議論しなければいけないのか、理解ができない。


確かに、日本の消費税は諸外国に比較して低く設定されている。

ましてや、現在の国費は悲惨な状態。

消費税増税はやむなしとは思う。


しかし、増税には二つの条件があると考えている。


第一に、消費税を増税する反面、所得税減税がセットにならないと意味がない。

財源確保のためには、所得より消費に頼るのが正解だろう。

所得は確定的ではないが、消費が必要最低限が想定できる。

しかし、ある一定消費を確保するためには、国民にも財源を確保させる必要がある。

低い所得の人が単純に増税された場合、消費も減少させざるをえない。

これでは増税の意味はない。


所得に見合った新たな税制が必要になる。


第二に、あまりにもタイミングが悪すぎる。というより、考えなさすぎる。

消費税は、基本的に例外はない。なら、被災者も等しく納税する義務が生じる。

増税するのであれば、復興後でなければ、被災者に与えるダメージがかなり大きなものになってしまう。

復興が遅々として進まない今、増税するのは、あまりにも無謀すぎる。


さらにいえば、不況、就職難、原油の高騰、円高という非常に経済状況が厳しい、このタイミングを判断材料にできない政府の意図が読み込めない。

今、国民を苦しめるべきときではないと考えている。


最初に書いたとおり、将来的な増税は必要になってくるだろう。

私見にはなるが、10%までは許容せざるをえまい。

しかし、今、このタイミングで施行するのは、国民を苦しめる以外、生み出すものはない。

政府がもくろむ、財政確保も大した成果は上げられないだろう。

むしろ、消費が冷え込み、日本経済の停滞化がさらに進むと懸念される。


将来的には必要だ。しかし、今ではない。



ガンナーズ (1) (カドカワコミックスAエース)/天王寺 キツネ

¥588
Amazon.co.jp