ブログネタ:年金が無駄になるって本当だと思う? 参加中本文はここから
難しいお題ですねぇ。
まず、結論からいえば、現制度のままなら安泰。
そもそも、政府や自治体が制度についてきちんと説明責任を果たしていないことに問題がある。
現制度では、払った人だけがもらえるシステム。
逆にいえば、払っていない人ももらえないシステムですから、ほとんどの人が払っている現在の状況では問題はないでしょう。
もちろん、分母が減っている分、少々苦しい状況も想定されますが、現段階では、まだ想定という段階で現実化はしていません。
問題なのは、払えばもらえるシステムをきちんと説明せずに、欲張って集めようと、国民の不安をあおるような説明ばかりをしていること。
確かに、今、国の財源は非常に厳しい状況にあります。
そのための事業仕分けだったわけですから。
しかし、その財源の厳しさを福祉で補おうとする態度はおかしいと思います。
福祉に費やす財源をできるだけ国民から集めて、浮いたお金で工事をしようというのは筋違い。
今、国民はきちんと年金を支払っていますし、消費税も支払っています。
ならば、現行制度で十分に賄っていけるはずです。
無理に制度を変える必要はないはずです。
最も問題なのは、福祉の財源も工事の財源もなんでもかんでもいっしょに考えていることでしょう。
福祉の財源は福祉に活用するのが本論なのですから、歳入と歳出を1本にしてしまえばいいだけです。
それを福祉の財源を浮かせようとするから、年金受給引き上げなどという問題が起こるのです。
日本の年金制度には、基本的に、大きな問題はありません。
問題があるのは、その制度を運用している政治にあります。
現行制度が維持されていけば、なんの問題もないのですが、他の事業のために現行制度が変更された場合、おそらく、大きな問題は生じるでしょう。
あとは、国民がきちんと監視するだけです。
結局は、自分の年金は自分で守るということになるわけです。
年金制度に支払い損はありません。
制度自体に欠陥はないのですから。
問題は、その制度運用を考える政治家にあります。
消費税問題にしろ、基地問題にしろ、やはり、国民がきちんと政治を監視する役目を怠ってはいけない、というのが、最終的な結論でしょう。
日本は、民主主義国家ですから。
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