9月28日の週
ついに暴言や怒鳴りの多い たがやという43歳の職場の古株と組んでの過去1ハードな現場での交通警備の仕事がスタートした。
しかし午後昼過ぎまでは、良い感じに終わっていた。
午後15時過ぎ~大型スーパーとか何店舗か連なる施設がありその先は信号機もあった。
脇道からもかなり車が出入りしてきてかなりシビアな現場だった。
だけに無線のやりとりがとても重要になってきた。
しかし午前中の大雨の影響でレインコートの中に入ってても多少雨のダメージ受けた無線機は悪影響を与えていたようだ
無線の声が時々聞こえにくくなっていた。
なので たがやさんの指示が聞こえなくて
私はどんだけ罵倒されまくっただろうか!!!
それに反比例して施設の中とか信号機の方から車もガンガン来るし大パニックに陥った。
何度も怒鳴られるので
ついに私は無線でこう言った
もう地獄みたいだ
と
すると たがやさんはこう言った
「明日か水曜に通るであろう信号機からの~長い距離のトンネルのあたりの草刈り作業の警備はまだこんなもんじゃないぞ
覚悟しとけ 」と言われた
草刈り作業員達の警備は
草刈り作業員達が徐々に動いている中で
警備員が
その距離を前後で取りつつ片側交互通行をするという流れなのである
翌火曜日~
天気予報では雨がやむとのことだが
微妙に朝から雨が降っていた
レインコート着るかどうか迷っていたが
着ずにいた
その日は片側通行をするという流れはなぜかなかった。
草刈り作業員の回りの草刈り中に
近くに寄ってくる車を赤旗とか笛を吹く事で草木や土の飛び散りを防ぐだけの仕事だった。
そんな緩い日にも事件は起こった。
昼休憩前に突如、小雨になりやがて雨はやむとの天気予報が天気予報を超えて急変した
いわば天気のミラクルが起こった
一時的に大雨が降ってきた
そこで昼休憩開始の時に たがやは私を見て 憤慨した
「無線機がずぶ濡れやないか!!
おまえやっぱり小学生くらい脳なしなのだろ?無線機たぶん壊れてるわ!
それ10,000以上するんど」
私はレインコート着てない事を後悔した
さらに突如のスコールに無線機をポケットの中に隠して防御することもできなかった事を後悔した
車の中で休憩時間に無線機をかわかした
幸い無線機に昼休憩後の時間は影響なくて良かった
午後からレインコートを着て仕事をすることになったが前日のむれたレインコートを着た途端に小雨から一気に雨はやんで晴れてきた
なんて皮肉な
その日から帰りの時間、ほとんど休憩時間も行き帰りの時間も たがやさんは私と会話をしようとしなくなってた
奴の心からは
あんなバカなやつと絡みたくもない
そんなエネルギーは見え見えなくらい伝わってきた。
そしてその現場の1番最凶スポットとも呼ばれる信号機からのトンネルの警備が水曜に行われた
トンネルにさしかかる前の信号機の部分
全集中しつつ無線機のやりとりで誘導の困難さを乗り越えようと必死だった。
信号機からトンネル前に立ち位置が移り
より緊張感が増してきた
トンネル前に移動しそのまま左がわに移動しなきゃならないのに右側になぜかパニくって移動してしまった私
悪気はないのになぜか移動してしまった
「おまえバカか!障害者でもそれはやらんぞ
こっちなんとかするけん
はよ左にいけ!」
大事故も起こりえる危険もあるけど
たまたま一時的に交通量が減り
たがやさんがうまく誘導したのでトンネル前の年左道に私は行けた
そして信号機とトンネルからのやりとりはこの上なく大切な時間だった。
なのに
止めて!を行かして!
と勘違いもしくは聞き違いして
向こうからくる車を行かそうとして
危ない場面をまた作ってしまう私。
これは大きく怒鳴られた
でも大事故にならずそれは良かった
うまく誘導しトンネルを走って抜けるように指示が入った
しかし急ぎ過ぎて後ろポケットから飲み物が落ちて拾ったりしてダッシュする事ができなかった
それでもそこから
トンネルを抜けて
無線機を入れた
すると
「おい!安心するのはまだ早いぜ!
そこで止まるな
心を読めや」
とトンネル向こうで車を止めてくれてるはずの
たがやさんもトンネルの外になぜに?!
来てるではないか!!
そして作業車もトンネルの向こうに来てるではないか!!
これは私をトンネルの向こうに活かすタイミングが遅かったので作業車がトンネルを抜けていくタイミングとほぼ鉢合わせになったらしい
作業車や たがやがいるなら距離を保つために私はさらにグンと向こうに行く必要があった
でもトンネル抜けたら距離を取れたと安心した私の早合点は命取りになったらしく
大きく怒鳴られた!!
そこで 私は
もう泣きそう
トンネル抜けたら距離を取れたと安心していたのに勘違いにもほどがある
って たがやに 半分キレながら言った
「トミーはよお頑張った!まあ神様じゃあないからそこまでできなくても良い」
意外にも たがやは私の発言に優しさを見せてきた
そして昼休憩自分、自分の 運転してきた社用車に戻るとさらにハプニング勃発
スマホがなくなっていた
社用車にいてこれから休憩する
たがやにスマホをたぶんトンネルを抜けていく途中に落としたと伝えて私は休憩するに休憩できなくなる理由を話した
すると彼はこう言った
「それ災難過ぎるなあ 俺も探すから
トミーだけだと探せない部分もあるわけだしな」半分はバカにしてるが彼の優しさも感じ
たがやは悪い奴ではないのかと改めて思った
しかし長いトンネルの中にはスマホは見当たらなかった
そこで私は思い出した
草木掃除車つまりパッカー車が朝来るまで待機して座ってた場所を!
そこに行ってみたらスマホが見つかった
安心したのは良いけど草刈り作業中の看板とかも移動する必要があったので
休憩時間は
ほぼほぼ取れなかった
その日の午後からも交差点の 難しい場所になり
僅かな判断ミスも怒鳴られた
しかし誤解された場面も多々あった
なので無線機で悔しすぎて 思わず
ウギャアア
って叫んでしまうほどの場面もあった
「やはりトミーはよお
子供くらいにしか見えんわ笑」
って嘲笑された
私はあまりに
いろいろありすぎて必死でしかも誤解され怒鳴られて こちらも
苦しくて思わず うめき声が出たのに………
そんなことも多々あり難所が最も多い水曜日現場は終えた
木曜日は単に交通量は多いが変なトラップもない片側通行で一日終わった
そして尾道の交通量多くてトラップだらけの現場も最終日となる10月初週の金曜日を迎えた
やはり行きの車ではほとんど口を聞いてくれなかった
何も作業してない時間も
気まずさは月曜日とは桁違いに跳ね上がっていた
金曜日は脇道が エグいほど車が出てくるポイントと水曜日の半分の長さのハーフトンネルが非常に厄介だった。
草刈り中作業員が前に出ろって何度も私に言ってきたが
たがやは前に出るな脇道の車は誰が見るんならと無線で怒鳴られた
あげく途中から草刈り中作業員にも怒鳴られた私。
無線でその旨を
たがやに伝えた
「それもわかる!でもなあ
危ねえのは作業員はわかってねえけんなあ
困るのお まあその辺は自分で考えて」
結局なにも答えにならない返答がかえってきた
いろいろありすぎて私もキャパオーバー寸前だった
昼休憩前に草刈り作業員が車に乗ってなぜか私達の目の前に来ていた
しかし勘の悪い私は
たがやにこう言われた
運転席の作業員みてみぃやあ
乗れ乗れとアクションしてるぞ
早く気づけ なに気を抜いとん?
よく見たら声より手の動きで運転席の作業員が車に乗り込むよう伝えているではないか!!
そう 作業員の車に乗り込みかなり後ろにある私達の社用車のとこまで私を乗せてくれるとのことなのだ
でも休憩時間入るからとのことで油断してそれに気づかない私もどうかと思った
作業員の車に 乗り込み
休憩スポットに車を走らせた
しかし作業員の邪魔になると
たがやに誘導され
もうちょい前に停めろと指示された
なんて勘の悪い私なのだと凹 んだ
だがそれだけではなかった
よりによってぬかるみ地帯だった
車が前に進まなかった
「おめえどんだけもってんだ!
てかもってるもってない関係ねえ
この敷地には時に
ぬかるみもあるわけだしな
いかに気を抜いてるかバレバレだな
むかつく」と怒られた
あたふたしてたら
エンジンふかせーーって
たがやに言われた
たがやと複数人の作業員が後ろから押したらぬかるみから脱出できた
草刈り作業員達は
私のあたふたぶりとか
よりによってのぬかるみ地帯にはまったことに対して笑いを隠せないようだった
芸人時代と同様に
笑わせようとすると
笑いはほとんど起こせなかった でもこういうハプニングでは笑われることは多々ありました 変なトラウマがよみがえる
休憩時間
社用車の中であまりに悔しすぎて
私は生きる価値もねえとか 一生懸命頑張っ手も報われないとか
すごく悔しくて怒りで勝手に身体をふるわせてしまった
過去の悔しかったトラウマもたまらずポロッと怒りで出てしまう
すると
たがやはこう言った
「悔しさを形に出すなんて
まるで二十歳 前後のガキだな」と笑われた
私はあまりにもひとを馬鹿にする様子が見て取れて
何か
言いたいことをその時は
たがやに少し伝えたと思う
「暴言罵倒されるのも仕事だぜ
俺ら金もらってんだからな
暴言吐かれるから被害者 ツラするなや」と言われた
私の過去の悔しかったトラウマモードがさらにヒートアップした
いじめる奴といじめられる奴はどっちが悪いと思う?
「どっちも悪いと思う 半分半分だろ」
その一言で私は奴の過去の素性 マインドなど見抜けた気がした
いじめられる奴も問題があるから
いろいろやられても文句ないな
だから多少の酷いことは普通に教育のためには言ってもいい
そんな気持ちが言わずとも伝わってきた
奴はさらに言ってきた
「感情見せるって学生気分が残りすぎて情けないぞ。
仕事のことで感情見せるのはナンセンス
苦しかったら倒れるなり最悪死ぬなり しても名誉だろ?感情見せるのは子供だぞ
もっと成長しなよ」と押し通された
私はこの際なので昔
東京リベンジャーズみたいな奴に目を付けられた話しとか少ししてみた
「トミーはあの時代だったからフルボッコにされただけですんだのだよ
今のヤンキーはマジでヤバいよ
殴り合って理解してマブダチになった時代とは違うし」と言ってきた
さらになにかしらそれについて
たがやに質問したら彼はこう言った 「
昔は最悪は殴り合って それによって友情関係を築ける わかり合う手段としているひともいた。
いじめとかでフルボッコにされても皆普通に生きていた
今だと殺されるよ
つまりトミーは 今、学生だったら
殺されてるで!今おっさんで良かったな」
と言われた
その後 午後は難易度低い仕事となり
しれっと17時前に終わった
最強最悪の現場は遂に終了だ また翌週から違ったパートナーと組むことにようやくなれるんだーと安堵感があふれてきた
さあ事務所に帰ったら
社長にどこの現場に誰となるのだろうか?
事務所に帰り社長から次の週の指示を聞いた
富田さん月曜日 いつもより30分以上早く来て
現場まで2時間もかかるので!
その長丁場現場には たがやと行って
とまさかの翌週も
たがやと組まされることになった
しかし10月5日の月曜日のみ
たがやと一緒とのこと
遠い山道の伐採通行止め警備なので
仕事は楽とのこと
だが仕事現場までの往復で四時間以上は
相当シビアな気持ちだったのは間違いなかった………
終