仮設トイレに閉じ込められた | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)


「このチェジウ島の火山活動もあるといわれる僕の別荘が見つかってしまうなんて……」

「裏組織を舐めるなよ。興味本位で毒竜に入りやがって」
とジヒョンは睨みをきかせる


韓国の元テコンドーの王者ウソ・ホンマンは 
毒竜に闇バイトで入ったらしい。 
だがボスが某銀行から闇取引先に必要な9999万ウォンをおろしてきたら
お遣い費90万ウォンを与えるとのミッションをホンマンに出していた
しかしホンマンはボスが とある事件以来使えない秘密の取引先で金をおろして
おろしたついでに逃亡をはかったのだった
しかもソウルから450km離れてるチェジウ島の山奥に。

パク・ジヒョンという闇組織
毒竜の輩のひとりに見つかり慌てて組織から盗んだ9999万ウォン入ったカバンを隠して テコンドーの構えを見せた
 
「この金は僕のだ。闇組織の奴らを このテコンドーの技でぶっ倒して ソウルからここまで逃げ延びてきたんだ。 おまえひとりで何ができる?」

「おっといけねえなあ。元テコンドー選手が裏組織を利用し、ついていけねえと思ったら多額の金を盗んで逃亡するとはよお。
だから俺はボスのキムに言われて君を始末しに来たんだよ」

「ここの居場所がわかった理由は?」  
いきなり
かかと落としで仕掛けつつ
語りかけたホンマン
 それに驚き
尻餅をつき運良く直撃を免れたジヒョン

そしてジヒョンは警戒しつつ立ち上がって
こう言った

「そのカバンの中の左ポケットにGPSをつけてたのさ」
ホンマンは、カバンのポケットに気づき悔しそうな顔をした

「ジヒョン
おまえこそひとりで僕をどう始末するつもりかな?
もっと救援を呼ぶべきだったな」

ホンマンは広々とした空間を使ってジヒョンを返り討ちにするため今度は飛び後ろ回し蹴りを放ってきた。


バカめ俺ら一般人と違う!ソウルが誇る闇組織だよ
死ねっ

ブザッ


隠し持っていた毒牙のナイフをホンマンに投げつけホンマンの心臓を貫いた  

グフッ

「コレだから組織のことをよく知らない奴は困るんだなあ。 
まぁホンマンを始末したら 9999万ウォンの八割は俺のものになるとボスの依頼があるんでね。ボスにもホンマンを始末したらしばらくは休暇を取るよう言われてるんだ
俺もしばらくは遊んで暮らすぞ~」

ジヒョンは毒竜の金9999万ウォンを持ったカバンを手にして2km離れた山道の麓まで足場の良くない道を帰って行った 

「こんな火山灰とかある場所に
秘密の別荘なんか作りやがって
帰りも不便な道だぜ………ったく」


しかし途中
急な腹痛に襲われた


うっうううう
昨日、釜山でナッコプセとか キムチとか食べ過ぎたかな???
急に腹が痛くなってきた 
そういいつつしばらくは歩いたジヒョン 


5分経過

漏らしそうだ やべえなあ
野糞なんて俺のプライドが許さない


さらに3分経過


なんてついてるんだ
ここに仮設トイレがあるなんてね

ジヒョンは行き道では気づかなかった仮設トイレに気づき
そこでようをたした


だがしかし


えっ?!マジで?!
ドアが開かない


ドンドン ガンガン

どんなに蹴っても殴っても仮設トイレの扉が開かない


彼はスマホを見た。
残量5%


そ、そうか……ソウルからここまで来るのにSNSを見まくってた。
しかもこの山道歩きで音楽を聴きながら歩いた
その結果 5%しか残ってないことになるとはなぁ


ジヒョンはその5%をどう使うか複数の選択肢が浮かんだ。

① 警察とかに連絡すると確実だ。しかし大便器の横にあるカバンや金や血のついたジャケットを調べられ捕まる

② 毒竜のボスのキムに相談する。
逆に怒鳴られる 助けは来るが手間賃だとか言われて9999万ウォンの一割くらいまで手渡される金が激減させられる
  
③ SNSで 閉じ込められたことを発信する
しかし、恥をかくしすぐに助けは来ないし
無駄なだけだと判断

3つの選択肢が浮かんですぐに嫌な気分になった

そのまま時間が過ぎるが仮設トイレの中は9月の夜中はかなり暑かった。
昼間よりはましだが
それでも時間が経てば経つほど生命にも関わってくる

さらに便臭で息をするのも苦しくなった   

飴とかガムはあるが
こんなとこで食べたくはない


水とか行き道ですべてからにしてしまったし


助けてくれよ
俺どうなるの?

さらに時間が経過した

トントン トントン


なんと通りすがりの人が来たようだ


おっ!神の助けか!?
助かったあ
とジヒョンはつぶやいた


しかし


「おい!野糞させる気かよ
早く出てくれ
まだか?」
トントン
トントン

しゃがれ声のおっさんらしく
ジヒョンが 閉じ込められてるなんて知らず
長いトイレをしてるのかと思っているようだ


それに対してジヒョンはブチキレた

やかましい!トントン
トントンうるせえ 

ジヒョンは自分勝手な通りすがりの人に怒鳴ってしまった
しかしその選択肢がいけなかった
 
サッサッ サッサッ
おっさんの去って行く足音が聞こえてきた

「し、しまった…
まずは閉じ込められてることを奴に伝えなくては 」

 すいません
ここ開けてくれる?


 ジヒョンは叫んだが、暴言吐きつつ怒鳴ったため通りすがりの人は怖くてすたこらさっさとどこかへ行ってしまったようだ


そしてスマホの残量を見たら残り2%になっていた


彼は闇バイトから闇組織の一員になり殺人まで犯した人生を悔いた

その中で残りの残量を使って彼はスマホから一人の思い人に着信してしまった



カン・ユジン28歳
今をときめく韓国の女優だ。

過去に数回普通にデートもしてフィーリングも合ったのは覚えている。
だが思いを伝えたくても恥ずかしくて伝えられなかった。
でも窮地に追い込まれた今だからなぜか伝えたい衝動にかられていた

もちろん断られる可能性は高い そもそもこんな夜中に電話に出てくれる可能性なんて皆無だろう
久しぶりの俺なんかでも窮地に気づいてもスルーする可能性も高い

だが現実は違った

「あっ久しぶり~ジヒョンね
連絡まっててのに~スッゴいうれしい~」
 
 
ノリノリでユジンは電話に出てくれた

お、俺は…………

思わず感動して嗚咽するジヒョン

「どうしたの?何があったの?」

「嬉しくて でもとても今俺は困っている
うっうっ」
泣きながらジヒョンは声を震わせた

「今どこ?撮影終わったし久しぶりに会わない?ウチの近くのトッポギのおいしいファミレスとかどう?話し聞くよ」  


ユジン
ダメだ それはできない

それはできないってどういうことジヒョン?

ユジンは色々とジヒョンに聞いてきた

ジヒョンは長々と事情をユジンに伝えた

「大変だったよね
でも私 ずっと あなたのことが好きだったの
あなたが間違いを犯す前に この気持ち伝えられなかったことに後悔してる
うっうううう……」

今度はユジンが告白し嗚咽しだした 

「きっと朝になれば観光客とか助けに来るわ。
でもあなた
刑務所生活もほぼ間違いないわよ
もう会えないのよね
さよなら」
 電話を切ったユジン

「ユジン
俺のこと好きだったんだな クソぉーー
クソおぉーーー」

過ちを犯す前にユジンともし付き合えてたならこんな危険な任務を断っていたはずなのに もう遅い 
スマホの残量はあれだけ語ったのに
まだ2%残ってる

しかし電話を切ってもジヒョンは自分の人生や過ちに悔いたい気持ちがよほど大きかったのだろう

クソおおぉーーーー
クソおおぉーーーー
と開かない扉を殴っては涙した

スマホの残量残り1%を回ったその時


ガタガタ ガタガタ

ガタガタと大きな揺れが起こった


「地震か!?」

 ザバアッーーーー


下から大便の津波が発生! 


えっ!?マジかっ!


ジヒョンは臭くて汚い津波にのまれてしまう

 
どれくらい時間が経過したのだろうか?
 
お、俺は死んだのか?


しかし糞まみれの自分に気づいて思わず色々な意味でも発狂したジヒョン


くっせぇえええーーー
くっせぇえええぞ俺もこの場所も!!


ジヒョンは臭くて汚いウンコまみれの自分にぶったまげた。

しかも頭にウンチを乗せた鬼が目の前にいるのにも驚いた

「エターナルウンチンランドへようこそーー」

鬼は強面なのだが笑顔でジヒョンを面白いポーズで歓迎した

「鬼?ウンコ鬼?
えっ?
俺は死んだのか?ここは地獄なのか?」

ジヒョンは鬼に問うた

「確かに地獄ですねぇ
でもあなたは死んではいない 生きたまま我々の罠にはまったのでここへこれたようです。
ついてるねえ
ついてる
ついてる あんたはウンチンもたくさんついてるーーー笑」
鬼は爆笑しだした

「それであんな場所に仮設トイレという罠を仕掛けてやがったんだな
ふざけやがってえ」

ジヒョンは鬼に攻撃を仕掛けるが
鬼に簡単に攻撃をさばかれて
地面に這いつくばる形になるジヒョン

「あんたは罪を犯した。だからここに来て当然さ。それにここは地獄と言っても不老不死な世界だよ。
頭にウンチン乗せられて普通に住民と暮らせればむしろ天国なんじゃないかな笑笑笑」
鬼はまたまた大爆笑しだした

「生きたまクソまみれの世界で一生暮らすなんてクソくらえだ」
ジヒョンは激しく泣きながら文句を言いまくりながらも鬼達に
エターナルウンチンランドを案内された







地獄は地獄でも
生きたまま地獄へ落とされたジヒョン

昔風な韓国衣装の人達の姿は見られた
しかし彼らは頭に全員ウンチン乗せてる 


俺も乗せられるのか?

 鬼は一通町を見学させた後に
なにやら呪文を唱えだした
 

えっ?頭に?

 べちょ

頭のウンチンをさわって卒倒しそうになるジヒョン

しかし鬼はこう言った  

頭のウンチンみんなついてるぞ
なれるなれる
そのうちね

ガクリと肩を落とし地団駄を踏んだジヒョン


彼はどうなるのだろう?


さらに時は流れた



この世界に連れてこられ10年の歳月が流れた






ジヒョンは、この世界でアクロバティックなダンスショーとかパフォーマーになって
人々を笑顔にする存在になっていた


ジヒョン「エターナルウンチンランドは
最高ーーーっ
毎日がクッソおもしろーーい」

END