ネクロマンサーfinal〜エピローグ〜 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

エピローグ〜長いよ!けど この物語の本編と繋がりがあるのだよ。

21世紀最強の犯罪組織
その長に 雪代アキトという青年がいた。


彼はIQ250

身体能力は 素手で熊を倒すほど。

暗殺術も使える。タロットや霊視もこなす。

邪悪な霊を鎮める力を持つ。どんな地球上のメンタリストより上のメンタル読心術の持ち主だ。

アキトは ずば抜けた能力を良いことに使えばよかったのに 凶悪な犯罪のために使いまくった。

麻薬密売〜詐欺でボロ儲け〜政治家や警官でさえ彼に従わないなら 首を飛ばされて 彼らが殺害したことは 事故として扱われたようだ。

だが 彼は地上に凶悪なウイルスを ある宗教団体を洗脳して撒かせていたことがバレて

正義の味方らにより 追い詰められて

自身の銃をこめかみに向けて撃って自害した。




だが アキトは魔術師ダウトによりコズミックファンタジアという異世界に転生させられていた。




魔術師ダウトは コズミックファンタジアで最強と呼ばれる龍神リューイや龍族を滅ぼすため 地球のニュースに注目していたのだ。

そこで 桁外れの能力者アキトを発見したのだ。

そして ハングリー精神に溢れたアキトに「憑依」

という スキルを付与させた。

要はコズミックファンタジアにいる 強そうな魔物にアキトを憑依させることで *その憑依された魔物+アキトの桁外れの頭脳や能力*により

最強合成人を作ることが狙いだった。

アキトを利用して リューイに打ち勝つためだ。



ダウトは普段は あまりの強さと 人々を 異世界に送れる不思議な力、死者を操れるネクロマンサーハンスの凄さにライバル心を持つだけで 一緒に行動するということはなかった。

むしろ 機会が訪れたらハンスを亡き者にしようと企んでいた。

が、ハンスには 本来なら死ぬはずの人を異世界へ送り込めるユニークなスキルを付与させるから

ワシと共に来てくれた 取引した。


ハンス「なんだかダウトにしては 人助けするスキルをワレに付与してくれたな

あいわかった。

とりあえず その龍神 今はおとなしいが いつ我らに牙を剥けるかわからんからな

先に制圧しておこうぞ」


魔術師ダウト、ネクロマンサーハンス、雪代アキトらは 強い魔物を探す旅に出た。


できれば過去に龍神リューイと因縁のあるヒュドラを探してはいるのだが 消息不明のようだ。



ヒュドラ……

過去に ある人間の村を襲った伝説の龍〜

だが ヒュドラを降参させたのが龍神リューイ

村の生き残りの少女を助けて 特別な力を与えて育てているのが龍神リューイと言われている。


その二人の少女……龍の血を定期的に飲み

化け物じみた強さに覚醒してると噂は聞く。


10日ほどアキトも共に旅をしていたが

アキトは ハンスらが寝てる間に

置き手紙を置いていなくなっていた。


手紙には (しばらくしたら戻ってくる 

オレに史上最高の龍神リューイを倒せる考えが閃いた。

なので しばし オレを一人にしておいてくれ

お前達は 龍神のところへ行け

奴は 今、セントラル砂漠で 寝泊まりしてる)

と 書いてあった。


IQのずば抜けたアキトなのだ。

リューイの前でサプライズで登場して

我らの力になってくれるさと

ダウトやハンスは 期待に胸が弾んでいた。



いざ 龍神リューイが現れたが

並々ならぬオーラに

ダウトもハンスも足がすくんだ。

 

龍神リューイの 付き人に 二人の女の子がいた。

かんな と にゃんた だ

かんなは双剣使い

にゃんたは 超TikTokダンスを踊り 相手のステータスを上げたり下げたりできる能力者だ



「どうした 私に用があるのか?

なければ立ち去れい

無益な戦いは 避けたい」

と龍神は言った。


「どうするダウト

やはり 干支神の一人のリューイは 荘厳さがあるし

神として崇められてるだけに

並みのモンスターとはスケールが違う。

ここは引き換えそう」とハンスは言った。


「ハンスさん〜 ワシも 出直そうと思ってます。ワシはあなたの元で部下として 使わせてください。

お役に立ちたいので また 今より強くなりたいので」

と 心の中で ハンスの命を狙おうと思う目的でハンスの部下になるよう説得する魔術師ダウト。



「さ、帰りなさい。

お父様は 血を流すのが嫌いなのです。

どうしてもと言うなら お手並み拝見は私がしますが」双剣を使って クールな構えをする かんな。


「やめときってぇ〜 だめだにゃん。

かんな」 猫語尾みたいな言葉使い、異様に黄色の高い声の持ち主の にゃんた

彼女達こそ リューイに幼き時より育てられた 龍の血を飲んで覚醒した女の子だった。

ヒュドラから救ったのは龍神ということになる。


だがハンスとダウトは かんな&にゃんたと戦おうとせず 龍神リューイらから距離を取ろうとした

その時


龍神リューイが 痙攣を起こし出した。


「お父様ーーーっ」と 慌てふためく かんな


ザフォックス〜 ウォオオオオ ウォオオオオ〜

わぱぱぱ ぱっぱっぱぽー (にゃんたの キツネダンスのポーズを想像してください)


にゃんたは Ylvisの歌う 狐ダンスの曲を踊って

龍神リューイに取り憑いた何かを出そうとしてるが

無駄だった。


「ははは ははは

オレ様は気が変わったぞ

そぉりゃああぁああああ」



何がどうなった?何か取り憑いた?もしくは これが

隠された龍神の本性なのか


いきなり 無益な血を流さないと言ってたのに

豪快な炎を ハンスやダウトに吐きまくった。


なんとか ハンスやダウトは 炎の壁を越えて行った。


二人は 逃げた。


「何が どうなってるんでしょう ハンスさん」


「僕にもわからん。 だが 奴には勝ち目がない

奴から感じる 圧でわかる。

今の炎の壁 かわせたから逃げれたが

かわせなかったらアウトだったよ」


「勝ち目がない奴 龍神リューイ……

だが なぜなんだ?!

途中から 底知れぬほど邪悪に染まった龍神リューイ

なにがあったんだ。

なんか 急に嫌な予感がしてきた」

一人怯えるハンスに ダウトはこう言った。


こうなったら曼荼羅ワールドにまで応援を頼みましょうか? 実はワシ 

オーガキラー殿とは昔からの知り合いなので手助けしてくれるかもしれませんぞ」

「オーガキラー殿か……

奴は確かに巨大な軍を持ってるので心強い。

しかし ちょっと前に 牛若丸との戦いで

その後 丸くなってしまったと聞くが……

それに 曼荼羅ワールドに行くのは こっから10日以上かかるぞ」


「となると……近場なら 強大な魔物達を支配する

オムツ大魔王と手を組むのは どうでしょう ハンス様」


「その手があったか あのオムツ大魔王の率いる魔王軍は 魅力的だな。

よし!奴と交渉しに行こうダウトよ!

明日にでも。

今日は ゆっくり休め」



ゆっくり休もうとした魔術師ダウトとハンスのもとに

ボロボロの オムツ大魔王が訪問してきた。


「どうしたのじゃ オムツ大魔王!!

サマンサの国 最強の お前が なぜ

ボロボロに?」とダウトは 怪訝な表情になり

疲労困憊のオムツ大魔王に聞いた。


「悪夢じゃったあ  

ワシら 魔王軍は かんなという双剣使いや

にゃんたのTikTokダンスで ステータスが さらに上がった龍神の攻撃により

わずか3分で ほとんど  やられてしもうたわい……

ワシも なんも できんかった

悪夢じゃよ………

せめて にゃんたの ステータスを上げる超TikTokダンスを防ぐことができたら…もう少しはワシらに勝ち目があったのだろうが」


3人が 魔術師ダウトの鬼畜な仕掛けをしてあるのを

容易に 潜り抜けて来た者がいた


しかも サイズを人間サイズにしたり

魔物サイズにしたり

変幻自在にして

トラップだらけの ダウトの塔を登って来たのは


龍神リューイだった。


「おい オムツ大魔王、そして ネクロマンサーハンス、 魔術師ダウトよ。

とりま オムツ大魔王のいる モンスター島は壊滅させたよ。

次は どの国を ぶっ壊そうかな。

なあハンスよぉ おめえの住むラパスギアを滅ぼそうと思うんだが いいと思わねえか?

その次は

サマルーンかなぁ? 王女アリサとか猫戦士サムとか

この世では強いとされてる奴がいるじゃなぁい

オレ様が 奴らを 拷問に合わせて

さらし首にしてやりたいのだよーーーーん」


やって来たと同時に恫喝してきた龍神リューイ、しかし後半は余裕からなのか 冗談混じりな口調で

オムツ大魔王やハンス、ダウトらの顔を笑いながら凝視した。


あまりの強さと威圧感が溢れている龍神リューイ。

オムツ大魔王らは ただ 怯えるしかなかった。


「なんも言えねえの?

おい ゴラァ なめとんかアホが

なんも言えねえってどう言うことなら

はぁあん?

だったら 明日はラパスギアを滅ぼそーっと」


ぴーぴひゃら ぴーひゃらら〜


口笛を吹いて ふざけるリューイ


しかしハンスは ラパスギアやコズミックファンタジアを守りたいがゆえに 強い口調で龍神を納得させる提案を出した。


「龍神様ー 僕は 今から一週間以内に

100人の命を奪います。

ダウトの魔力と合併して うまれる異空間に

その100人ー150人以上を 閉じ込めます。

まぁ 100人は 軽く やれます。

これを成功させたなら もう2度と 世界を滅ぼそうと考えないでいただけますか?」


「ハンス〜おめえ すげえじゃねえか

はいー約束する。

だがなあ 100人行かなくても 80人くらいで許しといてやるよ。 お前の心意気

なんか カッコよかったから サービスだよ。

オレは優しいだろぉ〜笑」


龍神が去った後 ネクロマンサーハンスと魔術師ダウトとオムツ大魔王は 地球にある

大阪梅田風な迷路みたいなダンジョンを魔法を使って作った

ハンスは コズミックファンタジアのエルフやリカントやドワーフなど犠牲にしたくなかった。

なのでダウトから教えてもらった

本来なら死ぬはずだった人間を 死ぬ前にダンジョンに転移させる技を使いまくった。

無論、 死ぬ前に転移させられる人達には

強力なスキルをダウトが付与させていたようだ。

もし 無事にダンジョンから抜け出た 素晴らしい逸材が 一緒に龍神を倒す仲間になってくれたら

嬉しいなあと ハンスは考えていた。




そのダンジョンでは 普通のゾンビという死者では

龍神を、納得できないことは百も承知だったハンス達。

すでに死んでるゾンビらにも

ランダムに強力なスキルを付与したダウト

また ダンジョン出口には そんじゃそこらでは

倒せない オムツ大魔王が待機していることにした。


「ワシに勝てなくても ワシを納得させる あるいはワシの隙をついて外に出さえすればええってことにするぜ」とオムツ大魔王はハンスとダウトに言った。


「あっ 弟のジェイも 僕たちのスキルに似た技を昔 学園にいたころ 研究してたことを思い出したよ。

ジェイにも 今回の件は手伝ってもらおう」



ネクロマンサージェイ 彼言わく

なぜか 地上に ネクロマンサージェイというゲームがあることを知っていた。


そこで 最終的に龍神リューイと互角の強さ

になるであろう 超危険なゲームの中のラスボス(魔女メルル)までも ダンジョンに連れ込んだ。

最終的に メルルなら ダンジョンを突破する

その時

まだ 心が邪悪に支配される前に 龍神リューイらを倒すために利用する作戦を考えていたようだ。



だが魔女メルヴィン……

田中幸子とか言う危険人物に始末されてしまった。

その時 ハンスやダウトらは 悔しさで地団駄を踏んだ。



敵対関係にあった 鶴姫〜 もともと幽霊であり

ジェイと因縁のある鶴姫が

空気を読んだのか? はたまた 単なる気まぐれなのか?面白そうだから参加させてと魔術師ダウトに参加希望を自らして来たようだ。

鶴姫も 打倒龍神の一人として じゅうぶんな戦力のはずだったが 成仏してしまった。



結局 30人以上もダンジョンから生き残ってしまい

ハンスは 龍神から さらに脅迫を受けることになった。


龍神はハンスの気になる仲間達を集めて 

みんなで飲もうやあーと

ハンスの城に この世界の最強冒険者らを集めていたハンス達だった

しかし それはハンスを滅ぼすための龍神の罠だった。


ハンスの城は炎に包まれ

ハンスも死んだと思われた


が 仲間に助けられ重傷で命には別状なかった。



その後 龍神は またハンスに現れ

担架を切った


「どう おとしまいつけてくれるんなら

ハンス

こうなったら お前の手で お前の愛する弟や

その仲間を 今は最近 奴らに倒されたダウトの塔に奴らをおびき寄せ 全滅させろ いいな!!」


「はっ!心得ました」

心の中では

泣きながら 俯いて返事をしたハンス。





結果

最強の人間達は

魔術師ダウトのトラップだらけの塔に来ることになるとは

トラップだけでは

大乗和尚など

やはり倒せなかった。



一人でも強い奴を仕留めて龍神を納得させようとしたハンスだった

しかし それも 無駄に終わった。


ハンスは 結局 一人しか 強者を仕留められなかったので 龍神に殺されてしまう。



その時 冒険者達は龍神に怒りを買ったが

あえて 人生あきらめが肝心だと伝え

冒険者達を帰した龍神。


あきらめてくれれば その後 コズミックファンタジアという国には 何もしないという約束だった。


だが その約束は 数ヶ月後 破られるのであった。



どんどん 中途半端な感じに(わざとか?!)

龍族による村や町の破壊が始まった。



だが 闇あるところに光あり!

数ヶ月間 さらなる修行を、この3人が許すはずがない




安土桃山時代から ハンスの技で転移して ゲームがんばれゴエモン外伝の後期の強さスキルを身につけてる忍者ゴエモン。

彼の術とトリッキーなマインドは世界を変えるかも。



ネクロマンサーハンスの弟のジェイ。剣も魔法も使えるナイスガイ。

彼の戦闘力は 今やコズミックファンタジア1とも呼ばれている 彼なしでは龍族は倒せないと言っても過言じゃない。



大阪太融寺の元住職の大乗。

闇のものに葬られる前にハンスの術で転移成功した和尚。 強力な法力使いだ。

幼き頃に龍神になりたくて よく龍になるんだと少年時代に言ってたらしい 


長い長いエピローグ終〜次話から 本編スタート