後味悪い恋愛?そんな事もない話 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)


時は2022年8月を迎えていた。
この物語の主人公 ナギラムサシは兵庫県たつの市に住んでいた。






彼は 恋愛が失敗するたびに
2021年の9月の某日にループするを繰り返していた。

しかし 2021年の9月の某日を過ぎてもループしなくなった。

そして彼は2022年1月11日に44歳を迎えたのであった。

2022年8月の某日。
彼は とても幸せな夢を見ていた。

それは ナギラムサシが高校時代に出会った
「菅野真理子」に初恋した日の出来事であった。





寝言(押忍! 菅さん
オレ 高校1年の始業式の時から ずっと
君のことが好きだった。
だから 高校卒業するまで あと少しやねんな?
もう 菅野さんとは 会えんくなるやん!?
なので オレと付き合ってください。)

夢の中の菅野真理子のセリフ(めっちゃ嬉しい〜
私 ムサシさんの
こと マジで 好きやねん。
本当は ずっとずーっと 私も 君のことが好きだったんよ。
恥ずかしくて今まで声もかけれへんかった。)


寝言(おぉーーーマジか マジかー
これ 夢じゃないっすよね?
まさかの めっちゃテンション上がる瞬間やねん
押忍!)
夢の中でムサシは菅野真理子にハグしようとした


菅野真理子もムサシに手を伸ばしてきた





ドキドキ

ドキドキ💓💓💓

ムサシがハグしようとすると
真理子もハグしようとする

だけども 
なぜか 二人は 
離れていく
お互い近づこうとすれば
するほど離れていく



「なんでやねん!」

夢の中で 叫んだムサシ





それはムサシの見た夢の中の話だった。



「なんやねん!やっぱ夢かぁ
しかし なんで今頃 菅野真理子の夢を見るねん?

夢じゃなくてリアルで 学生時代に菅野さんに 
 告った日から 変な扱いを
受けるようになった記憶が思い出したぞ………」


高校卒業間近の某日に 菅野真理子に告白してから
菅野真理子は その日は  嬉しいけど考えさせて
と 言っておきながら
その答えは 永久に聞けなかったムサシであった。

なぜなら ムサシは真理子に近づこうとしたら 避けられる? 逃げるように ムサシの視線から菅野真理子は ムサシから姿を消していたからだ。


「あの時の答えを聞くことができず
オレ も もう 44かぁ〜
おっさんになってもうたわ〜」

そして
三日後

そしてムサシはフラリと 三宮の飲み屋街を歩いていた。
今週一週間の仕事も終わり ちょいとリフレッシュしたいと思ってたようだ。

「なんかこないだの変な夢が まだ頭に残って気分悪いわ。
今晩は センター街は閉まってるから
三宮の裏通りで 飲まな あかんなあ 息抜きや」

(飲んだあと 三宮のネットカフェに泊まって 明日は休みなので ゆっくり たつの市まで帰ろうと思ってたようだ)


どこの居酒屋に行こうか迷ってたら

やたらオーラがある車椅子美女が ガタイの良いSPに車椅子を押されて ごく普通なラウンジ風なお店に入っている姿を見かけた。




「なんやねん あの美女。
なんか 気になるわぁ。
よっしゃあ 今の美女が入ったお店で
今晩は飲み明かすぞ!」


ムサシが薄暗い店内に入ると

SPは 適当な大きめのソファー席に 車椅子美女を降ろして
姿を消した。

ソファー席のほかに カウンター席で 一人寂しく飲んでる男がいた。



なんか その男性も不思議なオーラを感じるので
ムサシは
その男性と何度か視線があった。

すると

その男性は ムサシに 抑揚のない口調で声をかけてきた。

「よかったら ご一緒に飲みませんか?
あなたも仕事?恋愛?奥さん?金?

なんかワケアリみたいなオーラを感じます。
話なら聴きますよ。」

ムサシは 愛想良く 笑顔で その男の横に移動した。
(ムサシの心の声)なんか 色々 失礼なやっちゃなあ
でも
一人より 知らない誰かと飲んだ方が確かに楽しいかもしれへんな


そして ムサシは その男と酒を酌み交わした。

その男の名前に驚いた!

濱川小次郎36歳。

元アイドルプロデューサーだった

そしてプロデューサー業もなくなり
今は 普通のサラリーマンらしい(ほんまかいな〜笑)

そして
ムサシに向かって
小次郎は 
色々と飲めば飲むほど

それ言わんでええんちゃうん的なエピソードまで
語り出した。

青Pという異名を持ち 青い空 
青い海 
青くて夢のある青い鳥 のようなイメージなんて
小次郎の話からは浮かびがたいと感じたムサシ。

むしろ小次郎は
ダークなマインド?環境に足をひっかけた奴だと認識したムサシ!
それは小次郎の
ブラックなトークからも伺えた







ムサシは 小次郎の過去に 
なんか怖くなって
少し身震いを起こしはじめた。

(ヤバイ奴と知り合いになったもんや)ムサシはそう心の中でつぶやいた。

「ムサシ殿、拙者とLINE交換しませんか?」

「えっー?マジで?

……
ま  
ええけど」

明らかに 半分嫌がりながらムサシは小次郎と連絡先交換をした。

無論  小次郎には 内心嫌がってる 顔なんて見せてないつもりだ。


その後
ムサシは 心の中で つぶやいた

美女を見るどころか 見ず知らずのヤロウと連絡先交換してしまったわい
飲み足りないけど 帰るか……
なんか 怖いわ

そろそろまだ 早いけど帰るか

と ムサシが思った矢先に





「おじ……もとい
お兄さん達
このソファー席に座ってウチと一緒に飲まへん?」


なんと ソファーに座って
テキーラを飲みながら
美女が ムサシと小次郎に声をかけてきた。


「えぇえええっ」
ムサシは アナゴさんのような顔だけど

マスオ兄さんのような ポーズになって驚きの反応が無意識に出たようだ。

しかし小次郎は 「美女と野獣じゃあ あーりませんか〜 イイですね〜」
と ややテンション高めで 美女の方に移動した。




「ウチなぁ。
元アイドルやってたんよ〜
ポリスガールだったんよ〜
すごくね?」

乾杯した後の のっけからのセリフが
ムサシを さらに 驚かせたのか
ムサシは
飲んでたビールを 思わず

プッと こぼしてしまった。

これはムサシの理想の女性は20〜34歳まで
そして 見た目が平均値を超えてたら 泣いて喜ぶレベルらしい。
さらに アイドルとかモデルさんとは ずーっとずーっと将来的に出会えたらイイなあと思い描いてたようだ。

その子は 足が不自由なので 車椅子なのが たまにキズだが、美人さんだしボンキュボンで ムサシの理想型の女性にしか見えなかった。

なので 嬉しさのあまり思わず 飲み物を吐き出してしまった(笑いながらむせたようだ)

だが 小次郎は 先ほどより よりシリアスな眼差しに変わった。
酔っ払って顔が赤くなるんじゃなくて
なんか小次郎の顔が青白くなっているではないか!?

(これは なぜなんだろう ムサシは 心の中で疑問に思っていたようだ)


そして小次郎は  枝豆の皮を 小皿にうつしながら ボソっと言った。

「君の名は リエコさんですね。
元アイドルポリスというグループにいましたね」

「おぉーーご存知でしたかーー小次郎さん。
まぁ 色々あって 今は脱退しちゃったけどね」

自分の不幸も笑顔で語るリエコ。

年齢は25歳。


男二人女一人 「昔のドリカムやELT状態」
で会話は 恐ろしいほど盛り上がった。

だけど小次郎は 苦笑いを終始浮かべていたようだ。


リエコは若いのに格闘技が好き。
RIZINとかも観てるとのこと。
そしてアニメもゲームも好き
アイドルオタクでもあった。

ムサシは
リエコの 魅力あふれる喋り方に
引き込まれていたように見えた。


ムサシvs小次郎

ある意味
リエコをかけての
決戦(巌流島の決戦)かと思われたが(ムサシだけ そう勝手に心の奥で思ってた)

小次郎が ムサシを手招きして
ムサシの耳元で
ささやいた


「あのリエコって人には気をつけた方が良いですよ。
拙者は なんかヤナ予感しかしません。
いや
拙者は あるニュースを知ってる。リエコの……
なので
ここで おいとまします」


飲んで酔ってたからか
ムサシは 小次郎の ささやきが 冗談にしか聞こえなかった。

小次郎が去った後
ムサシは
泥酔してこう言った。

「オレの勝ちやぁーー 小次郎の奴
ズラかり やがってーー」



しかし そこから
5分後
店内から 異臭が漂ってきた。


なんの臭い??

ムサシは キョロキョロあたりを見渡した。


そのあと リエコは なんか不自然な動きで
香水を身体につけていた。

フィアンセのピュアシャンプーの良い香りが
今度は ムサシの鼻についてきた。

「なんだろうねぇ?さっきの変な臭い?

臭うねぇ?
じゃあ ウチらもそろそろ帰るか?

いっぱい飲んで楽しかったです。
ウチが 奢るんで 金のこと あんたは気にしちゃいかんよ」


リエコは店に入る前に いた SPに電話してるようだ。

そして 電話の途中に LINEアドレスの書いた紙を渡して 手で 帰った帰ったと
サインを送ってきた。

ムサシは 10,000以上の飲食代も無料にされたし
元アイドル リエコからは連絡先も聴けたし
有頂天になってネットカフェに向かった。


俺との愛を守るため〜お前は旅立ち〜

愛を取り戻せ〜

やったーー ほあったーー

リエコは もう 俺にKO💓されている

北斗の拳の替え歌を歌いながら
ケンシロウぽいセリフを言いながら
一人夜の三宮センター街を歩いていた。

幸い人も少なかったので あまり不審者には見られなかったムサシであった。




そして 翌日
「にしむら珈琲店」あたりのある場所ら辺を歩いていたムサシに 突如
リエコからLINEが届いた。

「おはよー 昨日は
楽しかったねぇ
ちょい電話ええ?」

いきなりリエコから LINE通話を申し込まれたムサシ。

ムサシは

「よっしゃあぁああ」

(三宮センター街)で
バカでかい声で叫んだので
色々な人に注目された。


そして
今日 休みなら
付き合ってとのリエコの誘いに応じたムサシ。


しかも いきなり リエコの住んでる アパート待ち合わせとなった。

(なんちゅうノリやねん?
今までの クソ女どもは ドタキャンするし
サクラもいたし
とんでもねえ女ばっかりだったのに
リエコは
神やがな) 
一人 ぶつぶつ言いながらムサシはアパートまで
たどり着いたようだ。


「お邪魔しまーす」

急展開に 夢なら 覚めないでくれと願いながら
リエコの住んでるアパートに
色々とリエコが頼んだ コンビニスイーツなど
持参して入って行った。


「ムサシさんいらっしゃあーーい」


これは 新婚さんいらっしゃ〜いの 三枝のようなノリの声だった。

ドアを開けたら


ドアを開けたら



なんと


バスタオルを巻いた超セクシーな
リエコが出てきた。



「ぎょ えぇええええ!!」

ええぇえなら アナゴさんの顔で、マスオ兄さんのようなポーズになってしまうムサシ。

驚嘆しすぎて

「ぎょ」も付けて叫んでしまったムサシ。


その後

あんたのこと 気になって気になって
でも
今はダメよ

とか 言って 買ってきたポテトや唐揚げや
ジュースを セクシーな格好な ままで つまみながら
リエコは
ムサシに トーク攻撃を仕掛けてきた。


ムサシは 固まっているようだ。
 
「い、い、いきなりの展開で
なんか 嬉しすぎて……
これ 夢っちなんかな 思うてるねん」

思わず噛んだムサシ。

「夢っちなんかな?? えっ? ゆめっち って
あの3時のヒロインの ?」
リエコは 自然にツッコミを入れる。

「ちゃうねん かんだ
だけやねん
もぉ〜」

「かんだ?
神田沙也……」

リエコが最後まで言い切る前に
ムサシは
空気を読んで?合掌した。

「ぷぷっ そうくると思ってたわ よっしゃあ作戦成功やね
少しは 興奮 おさまったか〜いムサシくん」

ハナから ムサシを からかって楽しむリエコだった。

リエコの

部屋の中身は いたって普通。
ミッフィーのぬいぐるみ があったり
やたら料理に関する本や道具が置かれてあったり
普通にテレビや化粧箱なども置かれてある。

ちょい変わってるところは
AKBや乃木坂のポスターや

かつての自分が所属していた
アイドルポリスのポスターなんかも
貼ってあった。



「かつて 半身不随でウチ 動けへんかった。
今でも 時々 あまり動けへんねん
ねぇ
ウチのリハビリ相手になってくれへん
ウチをモノにしたいなら

ウチと寝ないとあかんよ💓」


ベッドに誘い込む リエコ。


「リハビリ相手にして 
ちょんまげーーー」

と言いながら裸になるムサシ。

リエコも バスタオルを
すっと
取った。




「フォオオオオオオオ」


ケダモノのように わかりやすく興奮する
雄叫びをあげるムサシであった







こうして 

ムサシは
夢のような時間を過ごした。

そのあと
トークも1時間ほどして盛り上がったまま

ムサシは リエコに帰らされた。

しかし帰る寸前
窓を閉める前に
また
居酒屋で嗅いだ変な臭いが
してきた……のは
気のせいか………



その後

リエコから
LINEで
色々やりとりしたムサシ。


そして
いきなり盛り上がってたとこで
リエコから

電話にしよや
と言われて
LINE通話にしたムサシ。


「ウチを大切にしてくれる?
もし
ずーっと将来的にウチを大切にきてくれるなら
ウチと付き合ってください。

「もちろん!あんたを一生大切にするから
任しときや」
そうムサシは答えた。


よっしゃあーーーー

電話を切った後にムサシは
飛び上がった。


ゴツン!

天井に頭をぶつけたムサシ。

もちろん大きな たんこぶができたのは言うまでもない(苦笑)


翌週のデートは
あっさりと カフェデートだった。

元町にあるレトロな喫茶店で
1時間ほど 普通に楽しく話しただけだった。
なんか
サムライウーマン系の香水をリエコは
つけすぎてたのか
その香水の香りが
やたらとムサシの記憶に残った。


されど1時間 でも 二人の愛を確かめ合う濃密な会話をした1時間だった。

ムサシは なぜか 歪んだ表情で また リエコに急に お開きにしようや と言われて帰るというデートを

 何度も繰り返した。

しかも デート中に リエコの きつい香水の香りが
なんだか硫黄のような香りになってくるような気がした
 気のせいか………???


そして 一ヶ月後
リエコは

 ようやく
2度目の アパート呼び出しを仕掛けてきた。

「またエッチなことしよや
でも 全てのウチを受け入れる言わな
せえへんけど
どうする?
受け入れてくれる?
受け入れるなら 来れますってLINEしてきて」

ムサシの答え
(もちろんリエコの全てを受け入れます
押忍!)

しかし初回の あのやらしいことをリエコとした感動が忘れられないムサシ。
ただ したいと思う気持ちが高まっていたから
リエコを受け入れる 全てを受け入れるという提案の真意までは 掴めてなかったムサシであった。




(あかん 思い出しただけで鼻血が出るわ
夢なら覚めたらあかんで)


そう言い聞かせ

ムサシは
リエコのアパートに行って

リエコのアパートのドアを

開けた……


すると……


続く