「こんな事があっていいものか…」
バトスは 震えながら 治虫の顔をした 1m以上ある人面イタチに向かって声をあげた。
「僕はねぇバトスちゃん………君を この世界に連れ込むため あえて君が大乗として 人間の姿をしてる時に 色々と策略を計画してて 計画通り 君は人間としては 死んでくれたんだYO〜」
と イタチの身体から 元の夢山治虫の人間大の大きさに戻ってバトスに ニィ〜 と嫌らしく歯を見せた。
バトス「太融寺に あの時 ヤクザな奴を挑発させといて オイラも挑発させ 結果 オイラが死ぬ事も計算に入れてたってことか!?」
治虫(イタチ神)「もちのロン!てかさあ〜バトスさんよぉ〜 あんたノリ悪いぜぃ! 元は干支に選ばれるはずの龍神だったのによお」
バトスは 思わず きょとんとした表情になった。
猪八戒らは 黙って 動きを止めてイタチ神の言葉を真剣に聞いてるようだ。
治虫「バトスはね 元は干支十二支にも選ばれるはずの龍神だったけどねえねえ〜 100mって超クソでけえ身体のため お釈迦様に干支十二支候補から除外されちゃったわけねえ。 そんで 動物総選挙第14位 動物神選抜メンバーには 選ばれたってことよん!」
バトスは 前世は なんとなくそんなだったかなと首を傾げている。
そして やたら幼少期から龍神になりたくなる夢があったのも明確に思い出した。
バトス「なんか 合点がいってきたでござる。」
治虫「龍になるどころか マンダラワールドに転生したら リザードマンになってるなんて そこは予想外だったにょう!」
牛若丸「ワレはずっと ソナタらの話を聞いておって気になったのだが、なんで バトスを狙うのだね?さらにオーガ大魔王に 虚偽の報告をして ワレらを攻めるよう考えてるのだ イタチ神よ」
治虫「牛若丸さんも ノリ悪いし ぱねぇなあ そんな質問しやがって! 龍のようなデカイ図体で総選挙14位、僕は15位だじぇ? 悔しかったんだにょ。龍ごときに 総選挙で負けたのがさあ。」
猪八戒「豚のオラは総選挙では32位だぶぅ 選抜メンバーにも 選ばれたことはないデブよ」
沙悟浄「んであ 辻褄合わないんだが、なんで〜 龍神が転生して人間の僧侶になり リザードマンに今なってるのか不思議だべ。
龍神が転生? その龍って もしや 死んだのか?」
治虫「干支十二支神に 選ばれなかったので 龍神は マンダラワールドだけでなく 転移魔法まで使って 他の世界でも 自身の祖先となる龍を 口から出る 龍玉で
火竜だとかポイズンドラゴン、水龍とか 生み出したのにゃYO」
沙悟浄「龍を 量産したんずらね」
治虫「そして その龍神や龍の子らは 多くの人々に危害を加える魔物として 様々な国でドラゴンを討伐するものが現れたのねぇい!イェイ。
そのドラゴン討伐に 一番力を入れてたのが 僕の仲間たちね。 変身魔法が使える魔法使い一族。
だが 龍族に 僕の大切な仲間達は 全員殺されてしまった。 最後に残った僕は龍神と動物神総選挙14位vs15位
で 争ったYO〜 僕は 元々 自然災害を起こす魔法が得意だだたけど 龍神には 敵わないのが 戦って見てわかったのねぃ。 なので 秘奥義「イタチの最後っ屁」で 龍神を葬ることはできなかったが 遠くの世界へ吹き飛ばしてしまった!
なぜか地球という人間界に人間の姿に変えて吹き飛ばす経緯が あったっすね」
バトス「はっ…だから オイラは 幼少期以前の記憶が ないのでござるな… だが 私は はるか昔は龍だったなんて」
治虫「まぁ 仲間を龍族にやられた恨みを晴らしてるのが僕ってわけだにょ。 わかったかバトス!
ところでさあ 牛若丸よぅ~ バトスには 最後の試練が残ってたにょね?」
牛若丸「さようだ。 途中で ソナタという邪魔が入った さあ 試合の続きだバトス。」
治虫「ちょっと待ったコーール。最後の試練は僕が考えてるぜ。 この最後の試練にバトスが勝利したら僕は二度とマンダラワールドに害は もたらさねえっす。
さあ 最後の試練は!!!」
ミンミン「牛若丸様と 戦わなくて良かったけど なんか嫌な予感がしてきましたわ」
治虫「バトス、牛若丸、ミンミン、猪八戒、沙悟浄、そして 先ほど 宮殿に到着した烏天狗で オーガ大魔王含む100体の妖怪軍を鎮圧せよ!
鎮圧と言っても バトスらは一人でも死傷者を だしたら 大NGだぜぃ。 また オーガ大魔王軍100体〜様々な妖怪や人間とかいるが オーガ大魔王軍も 一人でも死傷者を出したら大NGって事でええなっ?」
牛若丸「そんな 勝手な真似を… イタチの神と言えども 現実味が全くない妨害な要求に ワレは イラついてきたぞ。 ここで勝てるかどうかわからぬが 成敗してくれるわ」
牛若丸は 八双飛びをして イタチ神の前で大回転し 上空から 雨あられのように 激しく イタチ神に斬りかかる。
牛若丸「秘奥義!時雨の舞。」
治虫は 魔法で風のような壁を作るが
その壁も牛若丸の秘奥義のラッシュの前に 押されてきた。
「さすが 牛若丸、ぱねぇ強さだ ワクワクすっぞよ」
牛若丸は秘奥義を繰り出し疲れて ハァハァ 呼吸を乱しながら 地面に 這いつくばった。
治虫も 多くの魔力を消耗したのか 風の壁が急に発動できず驚いていた。
「ヤベェ 僕の防御魔法が ジリ貧使えねえよお 秘伝の屁でも こくか」
「奥義イタチのすかしっ屁〜」
すぷぅーーーーーっ😵😵😵
あたりは黄色いような茶色の 空気みたいな ものが 包み込む。
ミンミン「妾のような女子の前で 不届きな ゴホゴホッ 臭すぎますわ……」
ミンミンは あまりの臭さに気絶し地面に倒れこむ前にバトスが そっと受け止めた。
バトス「沙悟浄も猪八戒も大丈夫か?牛若丸様も 失神されておるし うーーむ この隙に 治虫め、逃げおったな。」
ズシン ズシン パカパカパカ
パォーーン
ドカドカ
黄色いモヤが通り過ぎた頃
像やラクダや恐竜に乗ったオーガ大魔王の兵士らが こちらに近づいてきているのがバトスらの目から明らかになった。
牛若丸「多勢に無勢じゃあ!」
ミンミン「烏天狗の忍術や手裏剣攻撃は曼荼羅ワールドでも屈指の はず!せっかく来たんだから 活躍しなさいってばあ」
烏天狗「拙者、こんな大勢とは戦いたくないでござる。忍術ポイントが切れて力尽きそうじゃ」
猪八戒「イタチ神の治虫めぇ 嘘の悪い噂で 牛若丸様を悪人に仕上げるなんて ムカつくだぶぅ」
沙悟浄「オレ達の墓場は ここなのかなあ うわ〜っ 誰か〜助っ人も 他にはいないのかよ」
バトス「こんな時こそ 皆さん冷静になってください。
ここで皆が死んでも私は 皆様方を極楽浄土に案内いたします。 」
そういうと バトスは曼荼羅を広げて いきなり皆に般若心経を バトスの後について 読むように声をかけた。
オーガ大魔王らが 目前に迫った時に般若心経を 皆で読み終えた。
オーガ大魔王「逃げないのか おめえら?
てかさあ あんたら 死ぬ前に念仏唱えてるんだな。
せいぜい祈って死ねばいい」
般若心経 を読み終えた時に奇跡が起こった。
なんと バトスの着ている鎧が どんどん壊れ バトスの緑色の身体が さらに膨れ上がった。
般若心経の写本が 上空から 光のシャワーを降らせた。
そして バトスは みるみるうちに巨大化し
100mは あろうか龍となった。
オーガ大魔王「うひゃーー出たーーっ 出たーーっ ドラゴンだぁーっ
助けてくれえ 降参だあ 皆の者〜引き上げよーっ
牛若丸さん〜 ごめんなさーーい。 もう僕たち二度と君たちに喧嘩売りましぇーーん。」
龍神化した バトスを見て オーガ大魔王らは 驚いて逃げるように引き上げた。
龍神バトス「やった…幼少時代からの夢が 叶った…
夢って叶うものだな
夢を思い描き人々は 努力する、チャレンジするだろう
しかし それを嘲笑するもの 理解せんものも多くいるだろう。
それにも負けず諦めず夢を信じて 歩んだものが 夢を掴むのじゃ 我が名は龍神バトス」
牛若丸やミンミンらは 手をパチパチと拍手して龍神となったバトスを 讃えた。
牛若丸「いゃすごいよ バトス! 君のおかげで戦争は回避できた。3つの試練 全て合格。って 龍になったから
その身体の ままで 転移魔法を 唱えようか?」
龍神バトス「そうであったな牛若殿。この世界を離れる前に 君達に言っておきたいことがある。
オーガ大魔王らも 元は悪くない魔物のようだ。
今回の件は誤解であったと 話し合いをしなさい。
そして曼荼羅ワールドでは西部軍と東部軍と 手を取り合って歴史を紡いでいきなさい。
」
牛若丸「はぁーーっ 了解致した。龍神様、もといバトスも コズミックファンタジアという 禍々しい気を感じる異世界で 今後 多くの人々を救っていかれよ。
では 転移魔法を 使うぞよ。」
大空四季色空色 大空四季緑転生 転移大空四季
異世界将来悪霊退散 精霊降臨 時空移動
牛若丸の手から ブラックホールのような気が流れた。
そして
牛若丸は「転移魔法波ーーっ!」
両手を広げて 龍神に 突き出した。
バトスは 暗闇の中に包まれていく
そして 禍々しいモンスターが住む 「コズミックファンタジア」という
世界に 転移した。
(夢が叶った… 龍神となった
曼荼羅ワールドを 救った。
次に救うべき世界は コズミックファンタジア)
バトス「ここは!? あれ?身体が龍じゃないぞ?
オイラ またリザードマンに戻ってる。」
あたりをバトスが見回すと やけに小さな藁の家、レンガの家、古井戸、レンガの家が並び
綺麗な湖が広がる世界に いるではないか
ピヨピヨ
小鳥達の さえずりが聞こえる。
サァ〜 サァ〜
渓流の 音が響く
ゴトゴトゴト 水車の音が聞こえる。
小さな家から 小人が 出てきた。
そして その向こうから
バトスが まだ大乗として人間時代に見たような 今風な女の子が二人も出てきた。
謎の女性A「はじめまして〜 どこから来たのですか? あなたは リザードマンですね その格好は」
バトス「はぁー。 いや なんか 今風すぎて あれ?今風って表現も ここでは
変か」
謎の女性B「ワシは 今風じゃないぞ。 見てみぃ この戦国風のスタイルを」
着物を着た👘ショートヘアーな女の子、手には武器なのか立派な扇を持っていた。
バトス「転生からの転移魔法で ここにきたオイラを これからよろしく頼む 単刀直入に言おう!魔物退治の旅に出たいんで君達で 手伝えることがあったら手伝って欲しい。」
謎の女性A「こう見えて 私たちめっちゃ強いんです。頼りになりますよ うふふふ 無音脚!!」
謎の女性Aが 必殺技風な言葉を叫んだかと 思うと 近くにあった大岩は 真っ二つに割れていた。
思わずキョトンとしてるバトス。
「ワシの魔法も見てみぃ はぁーーっまどろみの扇」
バトスは 謎の女性Bの 眠りの魔法で 熟睡してしまった。
こうしてバトスはコズミックファンタジアという世界で 新たな冒険を始めるのであった。
とりあえず劇終
次回「それからのバトス〜真のクライマックスへのダイジェスト物語」
次回 真の最終回となります。







