1973年、読売がV8を達成し、V9へ挑んだペナントレース、立ちはだかったのは阪神タイガース
田淵幸一、江夏豊、上田二朗らを擁し首位争いを演じる
ペナントレースも大詰めを迎え
残す試合はナゴヤ球場の中日-阪神と甲子園の阪神-読売
この連戦で1勝か1分で阪神優勝、連敗なら読売と言う状況で
試合開始
先発投手、中日は星野仙一、阪神は中日キラー上田ではなくエース江夏
ここは不思議の一つで阪神金田監督は裏をかいたとのことだが、上田は中日キラーで読売はどちらかというと苦手の部類、江夏は逆である
この采配が凶と出る
阪神は読売に勝たせたくない星野のほとんど真ん中の球を緊張から打ち損じ、江夏も踏ん張れず2-4で敗戦、最終戦が優勝決定戦と言う状況となった。この試合中読売ナインを乗せた新幹線がナゴヤ球場の真横を通ったという逸話もある
さて1日雨を挟み運命の1973年10月22日
阪神甲子園球場はV9を阻んでの阪神優勝を見ようと48000人超満員の観衆となった
先発は阪神 上田、読売 、高橋
多くの阪神ファンの期待とは裏腹に初回から読売ペース
結局阪神は一度もペースを掴めず0-9で敗戦、読売はV9を達成した
試合後あまりの不甲斐なさにファンがグラウンド内に乱入、王に暴行を働く、カメラを壊すなどの暴動事件へと発展した
そして、32年後の2005年9月30日、場所同じく阪神甲子園球場、マウンドには久保田智之、最後の打者の打球がレフト金本知憲のグラブに吸い込まれ
阪神は甲子園の読売戦で見事リーグ優勝
金本知憲、今岡誠、矢野輝弘、赤星憲広、桧山進次郎、下柳剛、鳥谷敬、井川慶、藤川球児、アンディ・シーツ、ジェフ・ウィリアムスら分厚い選手層で読売を寄せ付けず、ここに甲子園、読売の前でという阪神ファンの悲観は達成された