こんにちは、昨日マジで頭にきて退会してやろうかと思い、退会する直前まで行きましたが、『退会したらすべての記事と画像は削除されます』と脅されました。
そんな俺は。ビビっておとなしくブラウザの戻るボタンを押しました。
ホントに俺ってチキンですね。
あれだけ啖呵を切っておいて、次の日には小さく縮こまってるんですよ。
ガキか!!
って話ですね。
恥ずかしいっすね。
あれに似てますね。
とある国のとある街に、一つのごく普通な家庭があったとさ。
貧乏ではないものの、決して裕福とは言えぬ、その家庭は家族円満の生活を送っていた。
そんなある日、少年はボール遊びをしている中、蹴る方向を誤って、近所の家のガラスを割ってしまった。
少年は何とかごまかそうとした。
厳格な母と父に、怒られるのが怖かったからだ。
しかし、証拠隠滅をしている最中、運悪くも、少年は母親に見つかってしまい、猛烈に説教されたんだとさ。
その結果、少年は一週間外で遊ぶことを禁じられ、ボールの使用も制限されてしまったのだ。
育ちざかりな少年にとって、家の中で拘束されるという事は、拷問……、いや、生き地獄も同然だった。
さらに、気まずい空気の中、厳格な父と母といなければいけない。
そんな中、少年は心を入れ替え、もう二度とガラスを割らないから、
外で遊ばせてくれぇぇぇ……、オッフ……
と、懇願したが、母親は少年の願いを聞き入れず、さらに叱りつけた。
少年は母親の態度が気に食わず、怒りは頂点に達し、とうとう爆発してしまった。
「うるせぇーよ、このくそババァ!
もう、この家には二度と戻んねーからな!!
つーか、お前ってば、マジで海外ドラマのヒロイン並にムカつくんだよ!!!
顔が老いてる分、ヒロインにもなりゃしねーけどな。
まじワロタww」
っと、痛烈な悪口ともいえる啖呵を切って、少年はサンダル一丁で家を出ていってしまった。
時期は秋で、外の気温は10度というかなりの寒さ。
コンビニやお店などに行って、暖取るも、夜中になっては店が閉まり、行き場所がなくなり、困惑する少年。
コンビニで時間をつぶそうと思ったものの、店長らしき人物がのそりのそりと近寄ってきて、「君年齢はいくつ?親御さんはしっているの?」と尋ねられ、警察に通報されるという恐怖心から、少年はその場を立ち去り、行く当てがなくなってしまう。
時刻は、夜の10時。
少年は、凍える寒さに体を震わせながら、
「俺このまま我慢してたら、餓死すんじゃ……、いやその前に、凍死するんじゃ……。そういえば、めっちゃ腹減って来た……。どうしよう、どうしよう……、オッフ(゜д゜;)」
少年の不安は、最高まで達し、重い足を嫌々ながらも、家の方向へ進ませた。
少年の中では、怒りと恥ずかしさが混ざり合い、自己嫌悪とも呼べる感情が、彼の心の臓を錆びた針のようなものでチクチクと陰湿につついた。
気づくと少年は、自宅の一軒家の前に立っていた。
家に向かう途中までの足取りは重かったものの、ここからの足の重さは、また別格であった。
重力という名の魔物が、足にしがみ付くような感覚。
などと、中二病じみた発想をしている間に、少年は凍えそうになり、玄関のドアノブを握った。
いつもなら鍵は閉まっているはず。
どうせ、アイツらのことだから、鍵を閉めてるんだろうな、なんて思った。
ドアノブを捻ると‥‥‥‥。
やはり、ドアは閉まっていた。
……………………。
どんだけ、薄情な親なんだよ。
少年は思った。
すると、一枚の紙切れがドアの隙間から落ちてきた。
何やら、母親が書いた文のようだ。
少年は恐る恐る、紙に書かれた文章に目を向けた。
「○○へ。
家出したことは許されることではありません。
ですが、今回だけは特別に許してあげます。
裏口のドアは開けてあります。
早く中へはいってらっしゃい。
もう、ご飯ができてますよ
母より」
手紙を読んだ後、少年の目からは、涙が零れ落ちた。
涙を止めるコツは心得ていたのに、この涙だけは止まらなかった。
涙をぬぐった少年は、裏口へと足を進めた。
家の中に入ると、作り立てのご飯の香りが、少年の腹を刺激した。
やせ我慢をし、ご飯を食べなかった分、晩飯は本当に美味しく感じた。
いや、実際に美味しかったんだけど。
母親は少年のことを怒ろうとはせず、ただひたすらご飯にガッツく少年の姿だけを見ていた。
「今日のことは、ごめんなさい」
そう一言だけ呟き、少年は自分の部屋へと戻っていった。
部屋の床に転がっているボールを眺めて、少年は思った。
俺はサッカー選手になろう!
うん!
もっと上手くなって、Jリーガーになるんだ!
俺ならなれる!(たぶん)
サッカーボールを手に取った少年は心にそう誓った………のだが。
そうはならなかった。
なぜなら、少年の大切にしていたサッカーボールには、長い釘が刺され、一通の手紙が付いていたのだ。
「誰がババアですって?
悪口も大概にしなさい。
ガキがナマなこと言っていると、しばきますよ?
ん、ん?
なーにが、Jリーガーですか。
アナタごときでは、スタジアムの便所掃除がいいところでしょう。
大人をあまり舐めないことです。
以上、母より」
…………………………(・д・ )
後日、少年の髪の色は、ド派手な金髪になっていましたとさ。
おしまい
※このお話はフィクションです。