今から約14年くらい前に遡る1995年
この当時は大学生と言う社会的な身分を保証されていた
また、丁度その時期の今頃には1年半ほど習って来たピアノのレッスンを辞めてしまおう等と考えたりもしていたものだ
才能の限界や不似合いで不釣り合いな分不相応と思われがちのピアノに嫌気が差し始めていた事も事実だったが、一番の大きな訳となっていたのはクラシックそのものに飽きて来た事が理由の大半を占めていたように思う
だが、幸運な事に少しずつ興味を持ち始めていたジャズとの出会いが多少なりとも運命を変えてくれた
最初に聴く機会を得たJazzナンバーは、デイヴ・ブルーベック(カルテット)の『テイク・ファイブ』だ
この変拍子の作品に魅せられてからは、彼(デイヴ・ブルーベック)の録音したアルバムばかりを聴きまくったが、そんな中で発見した楽曲こそが一曲目に収録された『ジャスト・ユー、ジャスト・ミー』のソロ演奏だった
人生の晩年である老境に差し掛かった巨匠が奏でる芸術的な旋律は同曲の一、二を争う名演ではないかと思う程に今でも強く心を捉え続けている
この曲と出逢っていなかったなら、多分あの時点でピアノもレッスンも諦めていたかも知れないだろう
この出合いには感謝している