遥かなる天空より舞い降りた
戯れに興じる天使たち

美しく静かな佇まいに身を委ねた
蝶の羽ばたきを想わせる風にそよぐ花弁

視界が霞んで見える程に
幾重にも連なって虚空を彩り続ける花の舞い

儚げに地を覆う雪化粧の如き姿は
路傍に横たわる冬の粉雪とも見紛うまでに刹那の輝きを強く放つ

神聖にして侵し難い孤高の存在感を誇りながら
内に隠した真実の中には
幼い無垢な子供らしさが垣間見られる

間もなく終章を迎える時が迫りつつも
素直に受け入れて
幕引きの機会を悠然と待っている
木々に華やかな色合いを添える桜たち