ドン、ヘッド、リーダー、キャプテン、頭、首領、会長、中心者などの所謂、何か集団のボスやトップに立つ事には殆んどと言っていい位に興味がなかった。
もともと一匹狼タイプだったから積極的に大勢で群がったりグループ行動をしたりはしない方であった。
仕方なく何かしらの組織に組み込まれる場合でも『一番上』は絶対に嫌で、寧ろ『ナンバー2』の方に大変な魅力を感じていた。
だが、これは仲間が集まり有った1つの所帯での話で、順位やランキング等の優劣を競う時には優勝や1位を狙う。所詮ナンバー2や2位はビリも含めて全て一緒だ、と考えるからだ。
さて、この前線に立たない後方部隊は花形でも主役でもなくて地味な目立たない存在だ。
しかし、歴史の紐を解くと古代中国の秦王朝末期に漢の国を興した高祖劉邦は建国の三傑に実際の戦場で直接的に戦ってはいない後方支援の者を二人も選び功績を称えている程だ。
つまり情報収集や時々刻々と変化し行く状況の迅速な把握、総ての管理を遅滞なく行い用意周到に準備を整え全体を運営する事などが如何に難しく面倒であるかの裏返しだ。
これ等の事柄を要求されるのが軍師や参謀。
責任は重く大変な立場だが、やるならナンバー2に限る。